不動産市況の情報です
ウチコミ!タイムズ編集部
2013/04/07
ごく最近の不動産市況情報が入りましたので、ちょっとお知らせします。先日、知り合いの業者さんに教えていただいたのですが「今年の2月中旬頃から、一年以上売れずに残っていた土地が次々売れている」というお話を聞きました。
1社だけでは心もとないと思いまして、いくつかの業者さんにも同じように聞いてみましたが、やはり同じ答えが返ってきました。現状では、こういった情報はタイムリーに消費者に届かない業界ですがじわじわと取引が活発化しているのは確かなようです。ところで、不動産の価格は相場ですから…。
不動産購入や、売却などを考えている方は ちょっとチャンスかも。不況が長く続いていたので、不動産の値上がりまでの話はもう少し先の話としても、取引量が増えてくると何が起きるか?当然、販売物件が不足気味になる…。
すると、必然的に 「価値が上がる」 つまり値段が上がる。そんな簡単なものではありませんが、実態は意外と正直なものです。過去の経験(バブル)から、あの時の様な急激な反応はないでしょうが、既に不動産業者間の物件争奪は起きつつあります。そこで、バブルの体験から一言申しますと不動産の値上がりを待って売れば得ではないか?と考えるのが普通です。
しかし、「売って買う」 という行動を予定している場合買うものも値上がりしますので、本当に得か~微妙です。この形で計算しようとしても、相手は世の中という大きな敵プロでもそう簡単に読める相手ではない事を考えてください。実際に、バブルがはじけた時にどれほどの不動産投資のプロが倒産・破産に追い込まれたか?投資や投機ならいいでしょうが、自宅をそれになぞらえるのは危険極まりない事です。
よく雑誌や新聞・ネットなどでも取りざたされる「今が買い時!」なんて言葉を見かけますがあなたが必要としているのか?あなたが必要な取引なのか?の方が、大切な事です。「いまでしょ!」なんて言葉がはやっていますが冷静な頭でよーく考える事が大切ですね。
過去のブログでもお話ししましたが、家賃並みの支払いで買える不動産を購入する…。なんて考えもなかなか素敵です。詳しくお話しすると、話がそれてしまうので過去の記事を参照ください。
でも、実際に動いているのは確かなので、今考えている方は情報収集などして見てください。この関係の情報も、入って来るごとにまたお知らせしたいと思います。
この記事を書いた人
賃貸経営・不動産・住まいのWEBマガジン『ウチコミ!タイムズ』では住まいに関する素朴な疑問点や問題点、賃貸経営お役立ち情報や不動産市況、業界情報などを発信。さらには土地や空間にまつわるアカデミックなコンテンツも。また、エンタメ、カルチャー、グルメ、ライフスタイル情報も紹介していきます。