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ウィズコロナにおける生命保険業界の変化 オンライン相談&申し込みがデフォルトに?(1/3ページ)

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イメージ/©︎maru123rf・123RF

緊急事態宣言中の「オンライン保険相談」が増加

新型コロナウイルス感染症が拡大したことにより、生活は大きく変わりました。マスクの着用、毎日の検温、アルコール消毒の徹底、ソーシャルディスタンス、オンラインでの飲み会や打ち合わせ、非対面での宅配の受け取りなど、すでに多くの人が「新しい生活様式」を実践しているのではないでしょうか。

保険業界でも、緊急事態宣言が発令されてから変化がありました。保険料の払い込みが困難な場合の猶予期間の設置、契約の更新手続きが困難な場合の柔軟な対応、金利0%の契約者貸付、新型コロナウイルスに感染した場合の入院給付金の支払い……。こういった期間を限定した特別な措置がいくつかありました。

また、営業の現場でも変化が求められることになりました。これまで保険の相談や契約については、保険ショップに行ったり営業職員と会ったりして、説明を受けてから意思決定する人が多かったと思います。生命保険業界のデジタル化は、少し遅れていたといっても過言ではありません。

しかし、緊急事態宣言発令中は外出自粛が要請され、対面での営業は難しくなりました。そこで消費者のニーズが増加したのがオンラインでの相談です。保険ショップ「保険クリニック」では、4月から開始した「オンライン保険相談」が、5月には3倍程度に増加したということです。新型コロナウイルス感染症の収束が見えないなか、今後は、生命保険や医療保険を契約したり、更新したりする際も、オンライン相談が当たり前のことになるのでしょうか。もしかしたら、感染症に対応した新しい保険商品も登場するのでしょうか。そこで、これからの生命保険、医療保険の変化と課題について考えていきます。

次ページ ▶︎ | コロナ後も、消費者はオンラインでの相談や申し込みを希望

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