ウチコミ!タイムズ

賃貸経営・不動産・住まいのWEBマガジン

「引受基準緩和型保険」の特徴と注意点

加入後1年は保障が半額、保険料は高めだけれど……(1/3ページ)

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

イメージ/123RF

簡単な告知事項にクリアすれば加入が可能

年齢を重ねるごとに、健康診断の結果に気になる値が増え、体調も崩しやすくなったと感じる人は多いことでしょう。そういった人が満足のいく医療保険や生命保険に加入していない場合、「早めになにかの保険に入っておきたい。でも、いまさら入れる保険があるだろうか……」と不安に感じるかもしれません。

そんな人の救世主ともいえるのが、「持病があっても入れる」といったキャッチコピーで知られる「緩和型保険」です。正しくは「引受基準緩和型保険」といいます。通常、医療保険や生命保険は、数年以内に入院や手術をしていたり、持病があったり、健康診断結果が著しく基準値から外れていたりすると加入が難しくなります。

加入ができない最も分かりやすい例として、BMIが挙げられます。

BMIは肥満の判定に用いられる指数で、体重(kg)÷[身長(m)×身長(m)]で割り出されます。日本肥満学会では、BMIが25以上で「肥満」に分類しています。

通常の保険の場合は、このBMIが35、あるいは40を超えていると加入できない商品が多くなります。そういった場合でも、加入条件が緩い緩和型保険なら加入できる可能性が高くなるのです。

たとえば、メットライフ生命と朝日生命の緩和型保険を参考にすると、以下のように3つ程度の告知項目をクリアできれば加入できるようになっています。

次ページ ▶︎ | メットライフ生命『フレキシィ ゴールド エス』

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

この記事を書いた人

賃貸経営・不動産・住まいのWEBマガジン『ウチコミ!タイムズ』では住まいに関する素朴な疑問点や問題点、賃貸経営お役立ち情報や不動産市況、業界情報などを発信。さらには土地や空間にまつわるアカデミックなコンテンツも。また、エンタメ、カルチャー、グルメ、ライフスタイル情報も紹介していきます。

タグから記事を探す

ページのトップへ

ウチコミ!