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味方のはずが強力なライバル? 管理会社と付き合うために賃貸住宅オーナーが知っておきたいこと(1/4ページ)

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イメージ/©︎watchararitjan・123RF

管理会社の多くは矛盾を抱えている

投資型のサラリーマンオーナーなど、最近は不動産業界の仕組みをしっかりとリサーチしてから実践に臨む勉強家の賃貸住宅オーナーが増えた。そのため、以下の話については初めから心得ている人も少なくない。しかしながら、少し以前までは、これを聞くと「えっ」と驚き、しばし絶句したあと「そうか」と納得する人も多かった。

管理会社はオーナーにとって頼りになる味方のようでいて、時に悩ましい敵になることもあるという話だ。

賃貸不動産管理会社の多くは事業構造上の矛盾を抱えている。このことをオーナーは彼らと付き合ううえでしっかりと押さえておく必要がある。2つのポイントを伝えたい。

1.管理会社も実はライバルオーナー

少なくない割合の管理会社が、オーナーから預かった物件の管理および入居者募集という大事な2つのミッションを請け負いながら、一方で自らも賃貸物件を所有している。そうするワケはいろいろだが、これがそもそもの矛盾の始まりだ。

分かるだろうか? つまり、彼らも賃貸住宅オーナーなのだ。同じ募集エリアに物件を持つ一般のオーナーにとって、そうした管理会社は「競合」となる。

そのうえで、彼らは一般のオーナーが持ちえない力も備えている。宅地建物取引業者として店舗や広告を使った入居者募集活動を幅広く展開できるのだ。

「つまりは、恐ろしいライバルじゃないか」と、ここまで聞いた時点ですべてのオーナーがハッと気付くことになる。

そこで以前、われわれはこっそりあることを調べてみた。

首都圏の某駅前に店舗を構える、ある管理会社の窓口に、部屋探しのため訪問した入居希望者複数名に対し、「どんな物件の紹介を受けたか」「どんな風に推薦や売り込み=プッシュをされたか」を尋ねてみたのだ。

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この記事を書いた人

編集者・ライター

賃貸住宅に住む人、賃貸住宅を経営するオーナー、どちらの視点にも立ちながら、それぞれの幸せを考える研究室

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