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契約プランに注目! 一人暮らしの電気料金を節約する方法

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一人暮らしの電気代、なんとか節約したいですよね。実は、ちょっとした工夫で電気代を減らせる可能性があることをご存知でしょうか?電気代の契約プランの見直しに着目する方法を、3ステップでご紹介します。

ステップ1.現在の契約電気アンペアを確認する

毎月の電気代の請求書や領収書の明細をしっかり見たことがありますか?確認してみると、基本料金と従量課金に分かれていることに気が付くと思います。これは携帯電話などと同じシステムで、基本料金は毎月固定でかかり、従量課金は使った分だけかかります。この基本料金が契約アンペア数によって設定されていることが多いのです。

契約アンペア数は、部屋の分電盤のブレーカーの色で確認できることもあります。例えば、東京電力の場合は色が赤であればアンペア数が10、ピンクであれば15アンペアというように色が定められています。ただし物件によってはこのブレーカーが取り付けられていないこともあるようです。

ステップ2.手持ちの電気機器のアンペア数を把握する

一人暮らしの場合、自宅で使用する電気機器の数はそれほど多くないと思います。よく使う電気機器のアンペアを確認してみましょう。

例えば、エアコンに貼り付けてある表示や、説明書の仕様欄にアンペア数が書いてあるはずです。書いてない場合は、100Vの場合、「100Wで1A」 「1,000W(1kW)で10A」として算出します。

目安となる数値を示しておきますと、一人暮らしで使う電気機器の中で大きなアンペア を使うエアコンは、10畳用の平均で冷房が5.8アンペア(立ち上がり時は14アンペア)、暖房が6.6アンペア(同じく立ち上がり時は20アンペア)だそうです。

ステップ3.適切な契約アンペアを選ぶ

賃貸物件の場合は、借りた時にすでに基本料金が決まっていて、特に変更しない限りずっと同じ料金を毎月払うことになります。この基本料金は、「契約アンペア」ごとに決まっています。そして契約アンペアは、「同時に使う電気機器のアンペア数の合計値」によって選択することができます。

一人暮らしの場合、同時に電気機器を使う場面は限られると思います。ステップ2で調べた手持ちの電気機器のアンペアに基づいて、どうしても同時に使うことになる電気機器のアンペア数を計算し、その契約アンペアの基本料金まで下げるのです。そうすることで、簡単に毎月の電気料金を節約することができます。

あるいは逆の発想で、例えば20アンペアの契約まで下げようと考えているのであれば、同時に使える電気機器の組み合わせを把握しておき、20アンペアを超えないようにうまく工夫して生活するのも1つの方法です。

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この記事を書いた人

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