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憧れが止まらない! 田舎暮らしをテーマにした映画「リトル・フォレスト」からわかる魅力と苦労

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日々の生活にちょっと疲れたときに見たくなる映画があります。
「リトル・フォレスト(夏・秋、冬・春)」。大自然の中で、丁寧な生活をしていく女性を描いた映画です。

❶「リトル・フォレスト」のあらすじ

五十嵐大介による漫画が原作の「リトル・フォレスト」。作者自身が岩手県衣川村で生活した経験をもとに描かれています!
主演は橋本愛。監督は森淳一。

<あらすじ>
都会で暮らしていた主人公のいち子。訳あって故郷の小森に帰ってきます。スーパーは遠く、近くにコンビニもない自然の中での生活。
作物を自分で育て、季節の食材を使って自給自足の生活。市販されている調味料なども自分で作るといった料理風景も丁寧に描かれていて、食欲をそそられます。
村の人との関わり合いの中で、時間がゆっくり過ぎていく様子は、私たちの心を癒やしてくれます。

❷ 作品から伝わる田舎暮らしの魅力

「リトル・フォレスト」から、伝わってくる田舎暮らしの魅力

  • 自然が豊かで空気が綺麗
  • 大自然の中で、規則正しいリズムの生活ができる
  • 新鮮な野菜で自炊ができる
  • 外食が減るため生活コストを節約できる
  • 地域の人と助け合いながら生活ができる


❸作品から伝わる田舎暮らしの苦労

「リトル・フォレスト」から、伝わってくる田舎暮らしの苦労

  • 大自然との戦い・・・熊が家の一部を壊してしまったり、野生の動物が作物を荒らしてしまったり。天候はもちろん、自然との戦いは試練の連続!
  • 車がないと不便・・・買い出しや病院に行くにも車がないと1日がかりになってしまう。
  • 虫の数がすごい・・・作品では「夜の来訪者」という言い方をしていましたが、窓にぶつかる虫の数はたくさん。田舎の虫はとにかく巨大だし、田舎生活は虫との共存。
  • 人間関係が難しい・・・映画では、近所の人と農作物を分け合ったり、ほのぼのお茶をしたりと平和な日常が描かれていますが、親友とケンカをしてしばらく会わないというシーンも。人間関係が濃厚な故のトラブルで、限られた人間関係の中で「距離をとる」ということが難しい。

<あとがき>
この映画は楽しいだけではない田舎暮らしの苦労や不便さもリアルに描かれていた作品でした。
それでも、都会に暮らす人であれば一度は自然豊かな土地でのゆったりとした生活に憧れたことがあるのではないでしょうか。
映画に登場する主人公のいち子は、帰郷する形だったので知らない地域へ移住するわけではありませんでしたが、もし都会に住んでいて移住する場合は、条件によって助成金や支援金を受けられることもあります。
地方への移住を考えている人は、支援を受けられるどうか、移住したい地域の情報をしっかりと確認する必要がありそうです。


移住支援金についての記事はコチラ
https://uchicomi.com/uchicomi-times/category/money/living/15005/

(絵・文/ながれだあかね)

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この記事を書いた人

イラストレーター・ライター

武蔵野美術大学芸術文化学科卒業後、幼児教室にて絵の講師、不動産インターネットメディア事業「ウチコミ!」の広報部を経て、独立。現在はイラストレーター・ライターとして活動中。「お部屋探し」をテーマにした四コマ漫画を始め、似顔絵、結婚式のウェルカムボード、音楽をテーマにした作品を制作。水彩画を中心とした絵を描く。趣味はラジオと落語を聴くこと。 イラスト等のご依頼・ご相談は、下記URLのContactよりお気軽にお問い合わせください。 ながれだあかね 公式ホームページ https://nagaredaakane.morutto.com/

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