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「聞きコミ!大家さん」――バッグ1つですぐ住めちゃう! “何よりも入居者のために”をカタチにしたお部屋

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今回ご紹介するのは、京王相模原線「京王永山駅」から徒歩13分、閑静な住宅街の一角にある『サンホワイト』です。入居者の住みやすさを追求した部屋づくりを行う武田オーナー。ご夫婦で賃貸経営を行なっているそうです。お話を伺うと、そこには“何よりも入居者のために”をカタチにするという、熱い想いが伝わってきました。(取材・文/安本 夏未 撮影/國吉 美陽)

“バッグ1つですぐ住める”をコンセプトに、デザインと利便性が両立した部屋

まず玄関へ入って視界に飛び込んでくるのは、オシャレなパネルとレンガ模様のアクセントクロス。武田オーナーが部屋づくりの参考にしている建築士が、ニューヨークの“ブルックリン”が好きということで、この部屋にもその要素を取り入れたそうです。そして冷蔵庫は、この玄関の雰囲気にマッチするように、レトロで可愛らしいデザインのものを買い求め、配置したといいます。


ブルックリン風のお洒落な玄関

キッチンは、新品に入れ替えてあるためとてもきれいなのですが、ただきれいなだけではないんです! キッチン下の戸棚を開けてみると、新品の食器に包丁やフライパンなどの調理器具、洗浄用品、オーブントースターや水切りラックまで、必要なものが全て揃っています。しかもこの戸棚、扉を開けると自動的に電気がつくので、奥に入っているものも探しやすいという利点があります。


新品のキッチン


キッチン下の収納には生活に必要なものが揃えられている

洗濯機や、キッチン用のごみ箱もしっかり備え付けられています。


画像提供/武田オーナー

そして、いよいよメインの部屋に入ってみると……。


こだわりが詰まったかわいらしいお部屋

白を基調としたクッションフロアにアクセントクロス、そしてかわいらしい家具や照明が設置されています。

武田オーナーご夫婦に話を聞くと、そこには部屋づくりへの想いや、入居者への配慮が詰まっていました。

「このお部屋は、自分が住むとしたらどんな使い勝手の部屋がいいかを考えてつくりました。例えば、デスク周りはテレワークやオンライン授業を想定しています。キャスター付きなので簡単に動かすことができ、アクセントクロスの壁を背面にしてオンライン通話ができます。さらに、テレビが見える位置に動かして食事用のテーブルとして使うことも可能です」(武田オーナー)


綺麗なデスク周り。キャスター付きなので女性でも簡単に動かすことができる

こだわりのポイントはほかにもたくさんあります!

部屋の奥にあるセミダブルサイズのベッドはソファベッドなのですが、通常のソファベッドだと背もたれを奥に倒すタイプが多いところ、この部屋のソファベッドは、手前に引き出してベッドにできるタイプ。つまり、ベッドにする際に動かさなくていいですし、ソファとして使用する際は生活スペースが広がるのです。

また、この白木調のクッションフロアにも秘密が……!

実は、畳の上にクッションフロアが敷かれているので、通常のフローリングよりも柔らかく、座ったり寝転んだりしても痛くありません。そしてフローリングのように冬でも冷たくならず、快適に過ごすことができます。防虫シートを敷いた上にクッションフロアがあるので、カビの抑制にもなるのだとか。

また、部屋の外には宅配ボックスもあり、少し離れた敷地外を歩くと入居者専用の防災倉庫まで! ありとあらゆる状況を想定して物件がつくられており、思わず感服してしまいました。


宅配ボックス


入居者専用の防災倉庫。飲料水を始め、いざというときに必要な物が一式揃っている 画像提供/武田オーナー

部屋づくりの背景には知られざるオーナーの過去があった

“バッグ1つですぐ住める”をコンセプトにし、入居者の住みやすさを追求して部屋づくりをしている武田オーナー。実は、オーナーが学生時代のときの引っ越しで苦労をした経験が基になっているそうです。

「大学生のときは寮で暮らしていましたが、アルバイトで忙しくしていたため、退寮のタイミングでまだ引っ越し先が決まっていなかったんです(笑)。数カ月間友人の家へ身を寄せ、その後めでたく引っ越しが完了したのですが……。なにせ元々は寮に住んでいたので、必要な家具・家電を持っておらず、布団しかない状況でした。毎月少しずつ貯金をしてはテレビや扇風機などを買い集めていき、ひと通りの生活用品が揃うまで1年かかりました」(武田オーナー)

そしてその経験から、「入居したその日から快適な生活を送ってもらいたい」という願いを持ち、日々部屋づくりに励んでいるそうです。


物件前にて撮影 武田オーナーご夫婦

入居者のために考えてつくられたお部屋ほど、入居者にとって快適な物件はないと思います。思いやりの溢れる武田オーナーご夫婦の物件に、ぜひ一度お問い合わせしてみてはいかがでしょうか。

後日談——

本記事掲載から約2週間後、こちらの部屋がめでたくご成約されたとのことです! 今回は、ウチコミ!独自の機能である「お部屋リクエスト」を利用したことがきっかけでご成約に至ったとのことでした。

早速、武田オーナーに感想などをお聞きしました。 

「不動産会社に募集をお願いすると、物件によっては高い広告料を払わない限り、なかなかお客さんを連れてきてくれないことがありました。ウチコミ!を利用してよかったことは、『お部屋リクエスト』で自ら入居希望者さんにアピールできることですね。あらかじめ物件の募集ページから写真を見て、納得してもらったうえでの内見となるので、成約につながりやすいと思います」(武田オーナー)

また、入居者の内見時にはなるべく立ち会うようにしているという武田オーナー。その理由について尋ねてみました。

「この物件は『バッグ1つですぐ住める』をコンセプトにしているため、家具家電をはじめさまざまな物を入居者さんのために用意しています。そのため、それらの使い方を分かりやすく説明したり、お互いの顔や人柄を知り安心していただいたりするためにも、内見に同行するようにしています」(武田オーナー)

今回紹介したお部屋はめでたくご成約となりましたが、その隣の101号室は現在入居者を募集中です。『バッグ1つですぐ住める』という武田オーナーの心遣いはそのままに、雰囲気が違った素敵なお部屋となっています!


シックな雰囲気のクッションフロアが特徴的なお部屋


玄関・キッチン周辺。新品のトースターや、ウチコミ!特典のコーヒーマシンも用意

【サンホワイト101号室の募集情報】※成約になった場合は閲覧できません
https://uchicomi.com/chintai/kanto/tokyo/13224/b4622/r20566/

【ウチコミ!公式YouTube番組「この家どーですか?」でも紹介しました!】

 

【ほかの聞きコミ!大家さんインタビュー記事】
清潔感あふれる建物で快適な生活 オーナーとの連絡は手軽な“LINE”
「神は細部に宿る」芸術にまで昇華した賃貸経営
テレビ番組にも取り上げられた 12畳の広いベランダのある単身物件

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この記事を書いた人

「聞きコミ!大家さん」 担当編集

「聞きコミ!大家さん」では、賃貸物件を所有する大家さんが直接入居希望者を募ることができるウチコミ!をどのように活用しているのか、建物へのこだわり、ちょっとしたアイデアで空室が解消された事例などを紹介していきます。それぞれの工夫や取り組みが、賃貸経営に悩めるオーナーに対して少しでも参考になればと思います。

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