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十人十色・十人十族 いろんな家族のカタチを社会が認める時代に(1/3ページ)

しばはし聡子しばはし聡子

2020/07/27

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イメージ/123RF

さまざまなカタチで離婚後も両親で子育てを行っているママの実体験を記事化したシリーズ。今回は、家族を大事にする思いから離婚を選び共同養育を実践しているママを直撃インタビューしました。

■離婚までの経緯を教えてください。

結婚して元夫の家業を支えていたのですが、不況で倒産の危機に陥りました。夫は会社のことだけでも大変なのに、私や私の家族のことを心配してくれるがゆえに精神的に相当追い込まれてしまっていました

夫の心の負担が少しでも楽になるためにと、話し合いのすえ籍を抜くことに。私は会社が落ち着いたらまた復縁することを視野に入れていたので、夫が親権、私が監護権を持つかたちで離婚をしました。

籍は抜きながらも変わらず元夫を支えていたのですが、いざ倒産したら関係がもろく崩れてしまったんですよね。これからは、夫を支えるよりも私自身が自立して子どもたちを育てなくてはならないという気持ちになり、親権を変更して今に至ります。

当時は、家族を大事にする思いから離婚を選んだ決断に対して、「離婚をしなかった方が良かったのでは」と自問自答の日々が続いていましたね。苦しかったです。今思えば、自分が自立できていなかった故の発想だったと思います。

■どんなカタチで共同養育を行っていますか。

喧嘩して離婚したわけではないので、当然子どもと父親の関わりは続けていました。離婚当時は、お互い長野に住んでいたので、週1回程度会っていましたね。その後、もう復縁しないと分かったときに、なんだか複雑な気分になってしまい、家族にならないのなら月1回でいいと会う頻度を減らしました。

今だったら夫婦の感情と親子の関係はまったく別物なので、頻度を減らすことなど考えられないのですが、当時はどこか復縁を期待していたのでしょうね。元夫が復縁する気がないことが分かって面白くなかったんだと思います。

離婚しているけれどまだ夫婦だと思っていたんです。夫ではなく父親と思うようになったら、なぜか月1回でいいという発想になったんですよね。

現在は、長男は社会人になり、関東に住む元夫の近くで一人暮らしをしています。元夫が居酒屋を経営しているのでよく夕飯を食べに行っています。

次男は、離婚当時は父親がいつか戻ってきて一緒に暮らせると思っていたので悲しんでいました。今は、月1回父親が長野に会いに来てくれて、次男の趣味のリアルサバゲーを男同士水入らずで楽しんでいます。

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この記事を書いた人

一般社団法人りむすび 共同養育コンサルタント

1974年生まれ。慶應義塾大学法学部卒。自身の子連れ離婚経験を生かし当事者支援として「一般社団法人りむすび」を設立。「離婚しても親はふたり」共同養育普及に向けて離婚相談・面会交流支援やコミュニティ運営および講演・執筆活動中。 *りむすび公式サイト:http://www.rimusubi.com/ *別居パパママ相互理解のオンラインサロン「りむすびコミュニティ」 http://www.rimusubi.com/community *著書「離婚の新常識! 別れてもふたりで子育て 知っておきたい共同養育のコツ」️

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