「清貧」な暮らし 物を増やさずおしゃれにするコツ
ながれだ あかね
2022/01/16
絵・文/ながれだあかね
家電を変えても、次々に最新型が出てホント、キリがない……。気に入っていたスマホは、あっという間に古い機種になり「古いからアプリが対応していない。新しいものを買った方がいい」と急かされるし、一つを変えたらあれが必要、これが必要とどんどん物が増えていく……。最近、そんな生活に疲れちゃって、「清貧」という生き方が無性にカッコよく見えるんです〜。
<目次>
❶「清貧」ってなに? 物が少ないシンプルな暮らしのメリット
❷物を増やさず部屋をオシャレにするコツ
❶「清貧」ってなに? 物が少ないシンプルな暮らしのメリット
「清貧」とは
断捨離やミニマリストの原点であるのが「清貧」という言葉。無理に富を求めようとはせず、行いが清らかで貧しい生活に案じていること。贅沢をせずに質素な生活を送っているけれど心は豊かなこと。
例えば、ドラマ「凪のお暇」の主人公(大島凪)や、「お金の切れ目が恋の始まり」(九鬼玲子)の主人公が送る生活。質素だけど工夫を凝らしながら、小さな出来事にたくさんの喜びを感じ満たされている様が、まさに「清貧」という言葉を表現しています。
<物が少ないシンプルな暮らしのメリット>
・必要な物がすぐに取り出せるし見つかる
・探す、選ぶ時間を節約できる
・物が散らかっていないため作業に集中できる
・飾っているものも少ないので、その上にホコリがたまりづらい
・片付けや掃除が楽になる
・地震があったときに物が散らかりづらく、安全
・物が少ない=タンスなどの収納も少なくて済むので部屋を広々と使える
・引っ越しが楽になる
<シンプルな暮らしのデメリット>
・捨ててしまったけど後から必要だったと後悔する
・洗濯をサボると着る服がなくなる
・洗い物がたまると使える食器がなくなる
・お部屋が無個性、殺風景になりがち
・ローリングストックなどがないと災害時に困る
❷物を増やさず部屋をオシャレにするコツ
物が少ない部屋は、殺風景になりがちです。物を増やさず殺風景にならないコツをお伝えします!
<アクセントクロスに挑戦!>
すべての壁が真っ白だと殺風景になりがち……。白い壁紙の上から貼れるアクセントクロスもあるので、試してみましょう! しかもあとできれいに剥がせるため、賃貸でも安心です。
「お部屋探しウチコミ!」なら、「貼って剥がせる壁紙」を大家さんがプレゼントしてくれるんです! いろいろな種類の壁紙から好きなものを選べて、部屋が一気にオシャレになりますよ。
<収納グッズは素材に注意!>
お部屋に置く小物入れなどは、バスケットなどの自然で温かみのあるものを使うと殺風景になりづらいです。反対に無色透明なプラスチックケースやメタルラックなどを使ってしまうと冷たい印象で殺風景に拍車がかかるので注意しましょう!
<フローリングの模様にこだわる>
クッションフロアを床の上から貼るのも素敵です。ビンテージウッド調のものや、ヘリンボーンなどいろいろな種類があります。賃貸でもマスキングテープなどを利用すれば、あとから剥がすこともできます。フローリングを変えるのが難しい場合は、ラグを置くだけで殺風景を解消できますよ!
<照明をデザイン性のあるものに変える>
シンプルなシーリングライトをデザイン性のあるものに変えるだけで、殺風景な印象を拭うことができます。例えばペンダントライトを吊るすだけで、照明が視界に入りやすくなり空間のアクセントになります。また間接照明も併用することで、より明るく、ムードのある空間を演出できますよ。
あとがき
なるべく物を増やさないように努めていても、日々生活していると、だんだんと物が増えてきちゃいます。一度、余計な物を手放して執着していた気持ちやモヤモヤもリセットしませんか!? まずは生活環境を変えるところから。思い切って引っ越ししてしまうのもアリですね〜。
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この記事を書いた人
イラストレーター・ライター
武蔵野美術大学芸術文化学科卒業後、幼児教室にて絵の講師、不動産インターネットメディア事業「ウチコミ!」の広報部を経て、独立。現在はイラストレーター・ライターとして活動中。「お部屋探し」をテーマにした四コマ漫画を始め、似顔絵、結婚式のウェルカムボード、音楽をテーマにした作品を制作。水彩画を中心とした絵を描く。趣味はラジオと落語を聴くこと。 イラスト等のご依頼・ご相談は、下記URLのContactよりお気軽にお問い合わせください。 ながれだあかね 公式ホームページ https://nagaredaakane.morutto.com/