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「セルフリノベーション クッションフロア張りの巻④」

クッションフロア施工のポイント大公開!(後編)(1/2ページ)

内村恵梨内村恵梨

2019/06/03

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前回(クッションフロア施工のポイント大公開! 前編)は、クッションフロア施工の具体的な流れとポイントについてお伝えしました。今回は、一歩踏み込んだ内容として、2枚のクッションフロアをつなぎ合わせる「重ね切り」、そしてトイレの床の施工について説明していきます。

施工の流れ

クッションフロアの材料は横に1.8mあるので、狭い箇所だと一枚で貼れ、つなぎ目なく施工ができます。
1.8m以上の幅の部屋に施工する場合はどうなるのかというと、
壁紙と同じように、1枚目と2枚目をジョイント(つなぎ合わせ)していくのです。

2枚目を貼る手順は以下のようになります。
1. 2枚目を柄合わせしながら仮置きする
2. 1枚目と同様に半分ずつ糊を塗り、施工していく
3. 全面貼った後、ジョイント部分を重ね切りする
4. ローラーでジョイント部分をなじませる
5. ジョイント部分にシームシーラー(クッションフロア用目地処理剤)を塗布する

仮置きと柄合わせ


(写真① 仮置き、柄合わせ)

各手順のポイントを解説していきます。

ジョイントがある場合、1枚目を施工する際に、ジョイント部分は5cmほど糊を塗らないでおきます。
1枚目を貼った後、2枚目も仮置きから始めます。

仮置きの際は、1枚目に3~5㎝くらい重なるように置き、柄を合わせていきます。写真①の場合はフローリング調のクッションフロアなので、1枚目と2枚目のフローリングの目地部分を合わせていきます。

柄合わせのポイントは、上に重なっている部分をぱらぱらとめくり、残像で柄を合わせることです。この時、できるだけ真上から見るようにしましょう。
柄を合わせたら養生テープなどで何か所か仮トメして、ずれないようにしておきます。

次ページ ▶︎ | 仮置き後の施工のポイント

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この記事を書いた人

匠アカデミージャパン 事務局長 (運営:株式会社イマジンネクスト)

匠アカデミージャパンは2016年に開校した内装リノベーションのスクール。 単にDIYのノウハウを教えるスクールではなく「人生100年時代の大人の学び直し」の場として、副業やセカンドキャリア、定年後の生き生きとしたライフスタイルに生かせる技術を身につけることを提唱している。 講習内容は、クロスや床材の張り替えや、賃貸住宅大家さん向けワンルームの原状回復コースなど、まったくの経験のない方に対してDIYを超えた職人の技を伝授。照明プランニングや内装コーディネートのセミナーなども開催中。 http://www.takumi-ac.jp/

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