部屋全体の統一感 調和を引き出すインテリア雑貨の並べ方(3/3ページ)
Mie
2021/09/08
キャニスター配置
「キャニスター配置」は、インテリア雑貨や小物をキャニスター (瓶)に入れて並べる方法です。
貝殻、シーグラス、小石、ビー玉、プチ・サボテン、エアー・プランツなど、そのまま飾ってもいいインテリア雑貨・小物をキャニスター(瓶)に入れることで1つ1つが細かく、まとまりのないアイテムに統一感を与え、ただ置くだけでは散らばってバラバラになってしまうアイテムをキレイに、まとまりのある1体のアイテムへと変貌させてくれます。
余白配置
「余白配置」は、1つの場所に、ありったけの雑貨をディスプレイすると余裕が感じられなくなってしまいます。そこでディスプレイする際には余白を意識することが必要です。余白があると「ゆとり」が生まれ、オシャレに洗練されて見えます。
大きな家具は、なかなか変えることが難しいかもしれませんが、好みのインテリア雑貨・小物を選んで飾るのは比較的簡単です。
おうち時間を長くすることを推奨されるようになった今、好きなものに囲まれたライフスタイルは心を豊かにし、日々の環境の中での和みや癒しのヒントに繋がるのではないでしょうか。
次回は「絵画、写真、彫刻、工芸品」についてのお話です。
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この記事を書いた人
MIE色彩研究社代表
自由が丘産能短期大学能率課インテリアコーディネーター課程卒業。産業能率大学情報マネジメント学部卒業。東京商工会議所カラーコーディネーター検定試験認定講師。電子機器製造メーカー、産業機械商社に勤めながら、社会人学生として産業心理学を学び、色彩と人間の意識との深い結びつきに共感。さまざまな社会経験を通して、色彩と人の意識に関わる数多くの実証の基、色彩スペシャリストとして事業を展開。東京都中央区銀座のオフィスではこれまでに培ったパーソナルカラー、空間色彩、商品色彩、カラースクール、色彩セミナーなどを個人、法人を問わず全国で行っている。趣味は街散策。