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猫と暮らし、支え合う。若者の未来をサポートするシェアハウスに密着

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コンセプトシェアハウス「路地裏の猫」と看板猫の虎子

かわいらしくレトロな佇まいのお家には、定住している猫が3匹。こちらはさいたま市緑区にある猫付きのコンセプトシェアハウス「路地裏の猫」。 猫に癒されながらも、ルームメイトと楽しく生活を送ることができます。

大家である桜猫のらさんは、里親として里子を受け入れる経験を通じて “親を頼れない子どもたちの抱える不安や課題” に直面し「子どもたちの心のよりどころとなり、生活スキルを身につけられる場所を提供したい」という思いを込めてこちらのシェアハウスをオープンさせました。

そんな温かい思いが詰まったシェアハウス「路地裏の猫」がオープンするまでの物語に密着しました。(※撮影当時の内容となります。)

玄関には「路地裏の猫」のオシャレな看板があります

シェアハウスのオーナー 桜猫のらさん

猫好き×里親×大家さん

——「シェアハウス」を始めようと思ったきっかけは?
桜猫さんは昔から猫が大好きだったとのこと。シェアハウスを始める前から猫が飼育できる戸建て物件で大家業を行っていました。さらに、人と交流することも好きで、弟さんの経営するシェアハウスの手伝いや、海外のゲストハウスでの宿泊体験を通じて、人と人が程よい距離感で仲良くなれる「シェアハウス」をいつか自分でも作りたい!と思うようになったのだとか。

何事も決めつけずに挑戦をしていきたい!と話す桜猫さんは、自ら壁紙を貼ったり、浴槽交換のリフォームなどのDIYに挑戦!こちらのシェアハウスも、水色が映えるキッチンやお洒落な小物使いなど、至るところにセンスが溢れていますね。

オシャレに整えられたキッチン

お部屋には家具・家電が備え付けなので、気軽に新生活を始められる環境が整っています。

個室の様子

——里親になって知った、自立が難しい若者たちの抱える悩み

桜猫さんは大家として賃貸経営を行う傍ら、部屋探しが難しい里親家庭や児童養護施設から巣立つ若者のサポートを積極的にしたい、という思いから里親として里子を受け入れ一緒に生活を送っていたそう。
里親制度や児童養護施設では、大人とみなされる原則18歳で独り立ちすることになります。しかし、18歳でいきなり社会人としての自立を求められる親を頼れない子ども達は、初期費用の工面や保証人の確保が難しく、新しい住まい探しがとても困難な現状にあります。

キッカケとなった里子の一言
一緒に暮らしていた里子も「社会に出ることの不安もあるし、努力の仕方が分からない。」と話していたそう。「努力したらいいことがある!」と口で言うだけでは説得力が無いと思った桜猫さんは、まずは里親として実際に努力している姿を見せて行動で示したいと思い、埼玉県が主催したビジネスコンテストへ出場。自身がこれまで経験してきた、「大家・看護師・保護猫活動・里親」の特性を生かし、「若者の自立を応援する猫付きシェアハウス」を発表し、審査員特別賞を受賞しました。

里子さんからは「私にとっての最優秀賞は桜猫さんです」というあたたかい言葉をもらい、ついに猫付きシェアハウス「路地裏の猫」をオープンさせました。

こちらのシェアハウスでは、自立支援が必要な若者たちはもちろん、猫好きな方、人とコミュニケーションを取ることが好きな方など幅広く受け入れる体制を整えています。

2023年6月現在は全室入居が決まり、人と人が温かくつながることができる 桜猫さんが思い描いていた場所づくりが実現しました。

シェアハウスの看板猫 虎子

——猫との生活で人が元気に?

こちらはシェアハウスの看板猫の虎子。家に帰ってこんなにかわいい猫が待っているなら、寄り道をせずまっすぐ家に帰りたくなります…!猫がいる生活に憧れを持っている方も多いのではないでしょうか。

猫は、ただ単にかわいいだけでなく人を元気にしてくれる力があると桜猫さんは言います。実際に、人間関係で悩んでいた里子さんは、桜猫さんの元で初めて猫と生活する中で温もりや居心地の良さを感じ、自己肯定感が上がるきっかけにもなったのだそう。確かに、そっと近寄って何も言わずにそばにいてくれる猫は、安心感や安らぎを与えてくれますよね。

しかし、大の猫好きである桜猫さん自身、過去に猫と暮らせる部屋探しにとても苦労したという経験があるのだとか。賃貸市場では、近隣トラブル防止や部屋の破損防止のために、猫と気軽に住むことができる物件はまだまだ少ない現状にあります。

保護猫活動を通じ、地域猫や野良猫を受け入れてきた桜猫さんは、人と猫が暮らせる場所がもっと増えれば、人の元で安全に暮らすことができる猫が増えることにもつながると話します。

「路地裏の猫」には、「猫との生活を通じて、住む人に元気になってもらいたい」そして、「人と猫が気軽に共に暮らせる場所を提供したい」という桜猫さんの思いも込められているんですね。

こんな素敵なシェアハウスには、大家さんの計らいで必要最低限の保険費用で入居することが可能となっています。

「引っ越ししたての新生活は一番お金がかかる時期だからこそ、できる範囲で入居者の負担を減らし、その後の生活を豊かに過ごしてほしい」

大家さん、里親、保護猫活動など様々な経験を通じて桜猫さんが形にした、人の優しさと猫の癒しがたくさん詰まったシェアハウス。今後も集まる人が心のよりどころとして、あたたかい生活を送っていける場所としてにぎわいを増していくことでしょう。


——ペットと暮らせる部屋が約40%、大家さんと直接繋がれる賃貸サイト「ウチコミ!」

ペットを飼っている人ならお部屋探しの際に「ペット可で絞ると候補物件が少ない」「初期費用が高い」「複数頭のペットと暮らせない」という経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。

せっかく気になる部屋を見つけたのに、条件が合わない…と!諦めてしまうその前に、大家さんに直接相談してみませんか?

実は、人口減少などの問題から空室に悩む大家さんは多く、「ペット不可」や、「1匹まで可」のような物件でも、場合によっては入居希望者の要望に応えて対応したいと考える大家さんもいるのです。
「ウチコミ!」は、大家さんが自ら物件を登録して、直接入居者を募集している大家さんと入居者のマッチングできる賃貸サイト。なるべく幅広く要望を受け入れたいと考える大家さんが、積極的に「ペット相談可」の条件で入居者募集をしているケースが多くあり、全体の約40%が「ペット相談可」物件となっています。

また、入居希望者は大家さんと直接チャットでやり取りができるので、可否の判断ができる大家さんと質問や交渉をすることができ、要望を明確に伝えることが可能です。

例えば、ペットのしつけがしっかりできていることや、今住んでいるお部屋をきれいに使っている写真を送るなど、直接大家さんに伝えることで、しつけができているペットの多頭飼いが実現できた実例も多くあります。

賃貸の流れ 比較画像

さらにウチコミ!では、必ず「ウチコミ!エージェント」と呼ばれる内見案内や契約業務をサポートする不動産会社が仲介業務を行いますので、入居者も大家さんも安心してご利用いただけます。直接大家さんと交渉ができるウチコミ!だからこそ、実現できる新生活があるかもしれません。

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この記事を書いた人

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