領収書の確定申告、引っ越し代は含まれる？

2月になり、領収書とにらめっこする確定申告の時期がやってきてしまいました！ フリーランスは自分で領収書を整理しなくてはいけないのですが、超ズボラな私には辛い作業・・・。見かねた旦那が、領収書をわかりやすく整理する仕組みを作ってくれました。今回は我が家の領収書のまとめ方をご紹介しましょう！

❶確定申告はいつから準備する？
❷紛失しない！ 領収書のまとめ方は？
❸税理士さんにお願いするメリット・デメリット

❶確定申告はいつから準備する？

確定申告期間：2023年2月16日（木）〜 3月15日（水）

※ 昨年は、新型コロナウイルス感染症の影響で確定申告の期限が延長されましたが、今年は現時点で延長の発表はないので注意しましょう！

確定申告の期間は一ヶ月と短いです。申請期間中に準備を始めるとかなりタイトなスケジュールになってしまうので、余裕を持って準備をしましょう！　確定申告の手続きは、前年の1月1日〜12月31日の間に発生した経費の領収書を元に計算していきます。そのため確定申告の準備は、1月1日から始められます。1月中旬〜下旬くらいから準備を始められると安心です。

❷紛失しない！ 領収書のまとめ方は？

1.普段から領収書やレシートを置く場所を決める

→領収書があちこちにいかないように、キッチンの一角に領収書を入れておく箱があります。経費にするか否かは関係なく、領収書はとにかくその箱に入れておきます。もし領収書をもらい忘れてしまった場合は、出金伝票に書いておきましょう。出金伝票は、文房具屋さんなどでも購入できます。領収書が出ない交通費などもこちらに記載しています。

2.どんな領収書を経費にしていいの？

箱に入れっぱなしだと年末に整理するのが大変なので、月末に領収書をファイリングします。ファイルに1月~12月まで付箋を貼り、各月で発生した経費になる領収書を入れます。

＜確定申告している領収書の内容＞　
・打ち合わせで使ったカフェなどの場所代
・イラストイベントの参加費（場所代）・交通費・駐車代
・ 作品作りで使う文房具、紙、額など

→確定申告と引っ越しに関する記事はコチラ！
＜在宅フリーランスの確定申告　引っ越し費用は経費？＞

3.確定申告の時期になったら領収書をノートに貼っていこう

1月から12月までの領収書をノートに糊で貼っていきます。
日付順にするのは大変なので、私は月ごとに分けて日付は順不同です。意外とこの作業で消費するのがノートと糊。領収書の数が多い人は、ノート1冊ではまず足りません。2冊は用意しましょう！　スティック糊も2・3本はあると安心です。

＜注意1＞
AMAZONや楽天などで買い物した場合、ネット上の領収書をダウンロード&印刷する必要があります。あらかじめ印刷しておき、それも月ごとに振り分けておくとスムーズです。

＜注意2＞
確定申告で使った領収書は、7年の保管義務があります！ 必ず保管しておきましょう。もし税務調査が入ったとき、保管義務がある領収書がないと、経費として申告したものが認めてもらえず、追微課税や重加算税などのペナルティを課せられる恐れがあります。

❸税理士さんにお願いするメリット・デメリット

私は数字が苦手。苦手分野は税理士さんに有難くお願いしております！ 税理士さんにお願いすることで正確に申告していただけるので、とても安心ですよ！

＜税理士さんにお願いするメリット＞
・ 自分で行うよりも正確で速い
・ 確定申告に割く時間を短縮、本業に専念できる
・ 資金繰りなどの相談もできる
・ 税理士さんに依頼することで申告そのものの信頼度が上がる

＜税理士さんにお願いするデメリット＞
・ 費用がかかる
・ 必要書類を郵送する、または届けにいくなどの作業が必要

＜あとがき＞
いかがでしたか。私のように「数字を見ると頭がクラクラする！」「上手く申告できるのか心配しすぎてストレス！」な人は、思い切って税理士さんに頼んでみるのもいいですよね。私は税理士さんに頼んですごく助かっています。依頼した費用も経費にできるし、これは甘えじゃない！ 必要経費なんだ〜！

（絵・文／ながれだあかね）