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伝統とイベント、便利な交通網が共存する台東区の賃貸物件

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■浅草・上野を擁するコンパクトシティ

 

2017年で発足70周年を迎えた台東区は東京都の特別区の一つで、23区の東部に位置します。東には墨田区がありますが、区境には隅田川、区南端には神田川が流れています。江戸時代から東京で最も古い市街地の一つで、浅草寺は建立1400年近くになります。

 

明治時代から美術館や博物館が建てられており、東京芸術大学もありますが、台東区のアートのルーツは江戸時代の元禄文化にまでさかのぼり、台東区のホームページも大変アーティスティックな作りとなっています。また、東京国立博物館や表慶館など、国の重要文化財が多い区でもあります。商業エリアでもあるので、住宅環境はビルやマンションが主になります。

 

面積は10.11㎢、人口は約20万人。2016年の高齢化率は23.74%、生産年齢人口率(15~64歳)は67.05%で、23区でも最も高齢化が進んでいますが、一方で人口は増え続けており、地方都市を再生する可能性が詰まった「コンパクトシティ」として注目されています。

■イベントが多く、交通網も充実

 

浅草橋界隈の問屋街などは大正・昭和初期の風情が残っていますが、その理由は関東大震災や第二次世界大戦でも焼け残ったから。区の中心駅である上野駅には新幹線も停車し、大型ショッピングスポット「アトレ上野」が併設されています。三社祭や隅田川の花火大会、浅草サンバカーニバルなど、イベントも盛んです。

 

台東区には都立公園や区市町村立公園が52あり、自然環境も良好。なかでも上野恩賜公園は総面積が約53万㎡あり、公園内には東京国立博物館や恩賜上野動物園など、文化施設が多数あります。

 

交通網としては上野駅を中心に鉄道網が充実しているだけでなく、区の中央には国道4号線や首都高速道路が通っているので、内外へのアクセスも良好です。

■幅広い子育て支援

 

台東区では児童手当や児童育成手当、児童扶養手当などの他、台東区子ども医療費助成、養育医療・育成医療(助成)、ひとり親家庭等医療費助成、母子・父子福祉資金などが受けられます。また、一時保育や子育て短期支援などの子育て支援事業が行われています。

 

■待機児童は厳しい状況

 

台東区の2016年の待機児童数は240人で、東京都ワーストランキングでは13位です。認可保育園の入園決定率は良いようですが、認可外も含めた数字ではワースト5に入ってしまいますので、注意が必要です。なお、台東区には私立幼稚園が7園、区立幼稚園が10園、認定こども園が3園あります。

■鉄道網により駅近物件が多数!

 

台東区の賃貸物件は区内各所に分布しており、特に日暮里駅、上野駅、三ノ輪駅、東京メトロ・東武鉄道・都営地下鉄の浅草駅などの周辺に多くなっています。間取りは単身者向けのものが多く、間取りは1K、1DK、1LDKなどが主流で、アパートよりマンションが多数を占めます。

 

マンションは8万円~10万円台が特に多く、価格帯は6万円~12万円台。アパートの場合は6~8万円のものが主流です。駅までの所要時間は徒歩5分~10分の物件が大多数。これは鉄道網が発達しているからです。築年数は10年以内の物件が多く、建てて間もない物件も目立ちます。

 

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この記事を書いた人

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