シンプル派、ワンポイント派、大胆派 壁紙張り替えの効果と作業のキホン(1/3ページ)
内村恵梨
2018/07/24
「家の壁紙が黄ばんできたな……」「ペットが爪でガリガリやっちゃったから壁ボロボロ……」など、壁紙が気になって張り替えたいと思ったことはありませんか?
ただDIYが流行っているとはいえ、さすがに自分で張り替えて失敗したらもっと面倒なことになってしまう、かといって業者さんにお願いするのはお金がかかるし、と先延ばしにしてそのままになりがちですよね。
でも、実は壁紙の張り替えは、思ったほど難しいものではありません。
最近はどんどん扱いやすい材料や道具が出てきていますし、張ってはがせる壁紙、なんていうものもあります。
そして、壁紙の張り替えを成功させる秘訣はズバリ、しっかりとした知識をつけ準備をすること!
これから「セルフリノベーション 壁紙張り替えの巻」として、壁紙を張り替えようと考えている方のために数回にわたって準備から実際の施工のポイントまでお伝えしていきたいと思います。
壁紙は何年で張り替えタイミング?
壁紙の耐用年数は5〜10年間とされています。(賃貸住宅の原状回復義務がなくなるのが6年)。
見た目は剥がれていないし、まだまだ大丈夫そう……と思っても、壁紙は思いのほか汚れを吸い込んでいます。
たとえタバコを吸っていなくても、さまざまな汚れや壁紙の経年劣化で黄ばんでいるのです。
加えて、現代の住宅の場合、壁紙は家中の壁や天井の大部分を占めているので、部屋の印象、家全体の印象を大きく左右するアイテムとなっています。そのため、新しい壁紙に張り替えると、一気に部屋が明るく感じます。
そんな部屋の大部分を占める壁紙を、自分で模様替えのように張り替えられるようになれば、気軽に気分をリフレッシュすることが可能になります。
この記事を書いた人
匠アカデミージャパン 事務局長 (運営:株式会社イマジンネクスト)
匠アカデミージャパンは2016年に開校した内装リノベーションのスクール。 単にDIYのノウハウを教えるスクールではなく「人生100年時代の大人の学び直し」の場として、副業やセカンドキャリア、定年後の生き生きとしたライフスタイルに生かせる技術を身につけることを提唱している。 講習内容は、クロスや床材の張り替えや、賃貸住宅大家さん向けワンルームの原状回復コースなど、まったくの経験のない方に対してDIYを超えた職人の技を伝授。照明プランニングや内装コーディネートのセミナーなども開催中。 http://www.takumi-ac.jp/