醤油やコーヒー、血液まで。しつこいカーペットのシミ、汚れの種類ごとの落とし方(1/3ページ)
桑田 唯
2016/09/07
小さな子どものいる家では日常茶飯事
食事をしているときに、カーペットに醤油をこぼしてしまった…。小さな子どもがいる家ではしょっちゅうあることですし、大人もときにはこんな失敗をすることがあります。
お気に入りのカーペットにシミができてしまうとショックですよね。カーペットを丸洗いするのはむずかしいですが、シミや汚れの正しい落とし方を知っていればちゃんときれいに保てます。
そこで今回は、カーペットの汚れの落とし方を、汚れの種類ごとにご紹介したいと思います。
汚れ落としの基本はこすらず、ポンポンと叩くように
まずは、カーペットを汚してしまったときに役立つ、汚れ落としの基本的な手順を確認しましょう。
カーペットの汚れは、固まってしまう前に迅速に対応することが大事です。汚してしまったら、まずはジュースなどの水分はキッチンペーパーなどで拭き取り、食べ物などの固形物は取り除きましょう。
汚れを拭き取るときは、強くこすらずにポンポンと叩くように落とします。このとき、汚れを広げないように、汚れの周囲から中央に向かって拭くことが大切です。
洗剤やベンジンはカーペットの色落ちの原因にもなるので、洗剤を使うときは水で薄め、ベンジンは少しずつ使います。汚れを落とした後は、水分と洗剤の成分をしっかり取り除いておきましょう。
この記事を書いた人
インテリアコーディネーター
大学時代に建築を学び、雑貨バイヤーなどを経てインテリアコーディネーターの資格を取得。海外のインテリアや家具、その国ごとのライフスタイルや歴史に興味を持ち探求中。ワーキングホリデーでパリに滞在する。理想の住まいは、木や石などの自然な素材で作られた、秘密基地のような家。