環境アレルギー対策で、さらに健康増進! 第10回 「皮膚の弱い人の感染症対策~手指消毒編~」(2/2ページ)
加藤 美奈子
2020/11/20
対策のポイントは3つ
では、皮膚の弱い人たちは、この時期をどのように切り抜ければよいのかご提案をいたします。
消毒・除菌される環境が増えている今、皮脂が取れ、繰り返すことで荒れます。その傷からウイルスが入ってしまうこともあるので避けたいものです。
対策は次の通りです。
①石鹸の洗い残しや水分の残しがないようにし、手洗い後ごしごし強く手を拭かず優しく水分を取り除きましょう
②保湿剤をたっぷり塗りましょう。目安はティッシュペーパー1枚がつくぐらい塗りましょう。保湿の種類は、市販のものでも、皮膚科のものでもよいです
③必要時、皮膚科に相談しましょう
手指のお手入れをしっかりしながら、今の時代を乗り切りましょう。
この記事を書いた人
春日井環境アレルギー対策センター 代表
子どもがアレルギー起因の喘息で入退院を繰り返した経験から、2011年にアレルギーをもつ子どもの育児をサポートする任意団体を設立。2018年、春日井環境アレルギー対策センターを設立し、健康住宅建築や既存建築物の空気質測定、室内空気環境品質検査認証などを中心に事業展開。アレルギー患者を一人でも減らすべく日々活動している。資格:看護師、環境アレルギーアドバイザー、シックハウス診断士