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ネットカフェ+保護猫カフェ――利用者のニーズが重なる新しい複合カフェ(1/2ページ)

山本 葉子山本 葉子

2020/07/02

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毎月開いている猫カフェセミナーで持ち込まれた新しい複合カフェ

自粛要請が解除されたとはいえ、新型コロナの影響が続いている中、飲食店の経営は本当に大変だと思います。その中でも消毒の徹底やソーシャルディスタンスな運用体制を構築して、再開し始めている「複合カフェ」もあります。

私が代表をしている猫の保護団体「NPO法人東京キャットガーディアン」では、毎月「猫カフェスクール」というセミナーを開いています。文字通り猫カフェや保護猫カフェの開業を考えている方に向けた、かなり内容の濃い2時間のセミナーです。ある日のご参加者さんの中に、某ネットカフェ(&漫画喫茶)の大手の代表取締役さんがいらっしゃいました。

「猫カフェを始められたいんですか?」
「猫カフェ自体というより、うちとコラボできないかと思って」

おっとりと話す社長さんは、複合カフェ事業の中に保護猫カフェを取り入れられないかと考えてるようです。

実は以前からネットカフェの業態の中で猫カフェを設けているところがありました。そこで、「あそこのようなことをご希望ですか?」と尋ねると、「いや、あれはちょっと可哀想なので」とおっしゃいます。お話をうかがうと、猫カフェに専任の担当がいない、ルールがきちんと決まっていない、ゲーム機器もあって騒音が気になる、そして、猫たちの状態が悪い……などつらいお話でした。

「それとは違うものができないかと思ってね」
「興味があります。別日にお話の機会を作っていただけますか?」

そうしたやり取りをしたあと、後日、先方の本社でのミーティングとなりました。

写真/©︎NPO法人東京キャットガーディアン

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この記事を書いた人

NPO法人東京キャットガーディアン 代表

東京都生まれ。2008年猫カフェスペースを設けた開放型シェルター(保護猫カフェ)を立ち上げ、2019年末までに7000頭以上の猫を里親に譲渡。住民が猫の預かりボランティアをする「猫付きマンション」「猫付きシェアハウス」を考案。「足りないのは愛情ではなくシステム」をモットーに保護猫活動を行っている。

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