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「セルフリノベーション フロアタイルの巻①」

施工や手入れがしやすく高級感も出る床材「フロアタイル」とは?(1/4ページ)

内村恵梨内村恵梨

2019/07/03

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フロアタイルってどんな床材?


(写真① フロアタイル)

フロアタイルは、塩化ビニル素材の床材です。

クッションフロアも塩化ビニル素材ですが、クッションフロアがシート状なのに対し、フロアタイルはフローリング材のようにピースに分かれています。

フロアタイルは表面が硬くて傷つきにくいので、店舗などで良く使われてきましたが、最近は住宅、特にリフォームにおいてよく使われるようになりました。

デザイン性も高く、フローリング調や石目調など多彩なデザインがあります。 木目などの凹凸も再現されているので、本物のような素材感で、高級感が演出できます。木のフローリングに見間違えてしまうほどです。ピースの形は正方形または長方形です。

厚みはメーカーによって多少異なりますが、だいたい2.5mmか3mmです。

表層の強度を保つ層が厚いので、耐久性に優れています。土足での使用もOK。

重い家具を置いても、クッションフロアのように跡が残るといったことがありません。

クッションフロア同様塩ビ素材なので耐水性もありますが、タイルとタイルの間の目地部分から水が入り込むので注意が必要です。

フロアタイルは施工性が良いのも人気のポイントです。既存の床(フローリングやクッションフロアなど)の上からそのまま貼ることができます。カッターで簡単にカットできるので、使用する道具が少ないのも◎。ピース形状なので、傷がついた場合などはその部分のみ剥がして交換することも可能です。

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この記事を書いた人

匠アカデミージャパン 事務局長 (運営:株式会社イマジンネクスト)

匠アカデミージャパンは2016年に開校した内装リノベーションのスクール。 単にDIYのノウハウを教えるスクールではなく「人生100年時代の大人の学び直し」の場として、副業やセカンドキャリア、定年後の生き生きとしたライフスタイルに生かせる技術を身につけることを提唱している。 講習内容は、クロスや床材の張り替えや、賃貸住宅大家さん向けワンルームの原状回復コースなど、まったくの経験のない方に対してDIYを超えた職人の技を伝授。照明プランニングや内装コーディネートのセミナーなども開催中。 http://www.takumi-ac.jp/

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