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賃貸している部屋が「大麻」栽培の現場に! 犯行を示すサインの見分け方(2/2ページ)

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大麻を栽培している部屋からは「ニオイ」が漏れる

さて、そんな大麻の栽培だが、実はどれだけこっそりやっていても意外と外から察知されやすい。それは、大麻草が独特のニオイを放つことによる。

そのニオイとは?

よくいわれるのが、「青臭い」「甘い」といった表現だ。これが換気扇や玄関、窓などから外へ漏れ出さないよう、栽培犯はかなり苦労する。とはいえ、相手はなにしろニオイだ。流出を抑えようとしてもなかなか抑えきれるものではない。

なおかつ、大麻を栽培している本人あるいは仲間が、収穫後にそれを“タバコ”にして部屋で吸えば、ますます独特のニオイが周りに溢れ出す。

それは多くの場合、甘い、焚火を燃やすような、線香にも似た、あるいは香ばしくもある――といったもので、嗅いだ経験のない人にとっては「普段明らかに周りには無いもの」「刺激を感じる」といったケースがほとんどだ。 

加えて、大麻の栽培現場となっている部屋や家屋に見られやすい特徴として、警察などは次のような例を挙げている。 

「遮光と目張り」
大麻の栽培犯は、現場に栽培用の照明を多数設置し、光量を調節しながら効率的に、かつ秘密裏に大麻草を育てようとする。そのため、外から入る光を一旦遮断して暗闇の状態を作り出す。雨戸やシャッター、遮光カーテンなどを常時閉め切っていたり、窓に目張りがされていたり、シートが張られていたりすることが多くなる。(目張りはニオイ漏れの対策にもなる)

「電気や水の大量使用」
大麻草を効率的に育てるには、温度調節も大切なため、栽培犯はエアコンを常時稼働させることが多い。また、水耕栽培の場合、大量の水も必要となる。よって、これらの使用量が不自然に嵩みやすい。現場に人が住んでいない場合でも、電気メーターがつねに速い速度で回っているなどする。

「園芸関係の資材やゴミの出入りが多量」
肥料やプランター、土、その他園芸に関わるモノや設備が大量に屋内に運び込まれやすい。一方、それらの箱など梱包材、剪定した葉や枝といったものがゴミとなって、やはり大量に外に出て来やすい。ベランダ菜園を楽しんでいる様子など一切ないのに、そんな状況がやたらと目立つ部屋がもしもあれば……と、なるわけだ。

以上、われわれの身近な犯罪となりつつある大麻栽培について、知っておくべき要点、特に賃貸住宅オーナーが知るとよい点をまとめてみた。
・アパートやマンションでの事例も枚挙に暇がない
・大麻の栽培は依然重い罪。当局の姿勢も厳しい
・犯行は実は察知されやすい

ぜひ参考にしてほしい。

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賃貸住宅に住む人、賃貸住宅を経営するオーナー、どちらの視点にも立ちながら、それぞれの幸せを考える研究室

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