賃貸募集成約事例ファイル――「入居希望者はこんなところを見ているのか」と気付けるのがウチコミ!の魅力
賃貸募集成約事例ファイル
2021/05/28
画像提供/藤澤オーナー
「賃貸募集成約事例ファイル」――それは賃貸物件を所有する大家さんが直接入居希望者を募ることができるウチコミ!を活用し、実際に成約した事例を紹介するコーナー。今回は大阪府に物件を所有している藤澤オーナーにウチコミ!を使い始めたきっかけや、成約までの感想などを聞いた。(取材・文/浦邊 真理子)
大阪府に物件を所有している藤澤オーナー
入居希望者の生の声が賃貸経営の大きなヒントに
――ウチコミ!を使い始めたきっかけを教えてください。
大阪で開催されたセミナーを聞いて、入居希望者の負担が少ない仕組みだと思い、募集の幅を広げるために登録しました。
――ご自身で物件情報を掲載するのは初めてですか。
ウチコミ!を利用する前から、自分で物件のホームページを作っています。
――ウチコミ!の掲載で工夫した点はありますか。
ウチコミ!事務局の人から、写真の掲載は枚数をたくさん入れた方がいい、入居希望者が読みやすい文字数は700文字程度と教えてもらったので、一眼レフカメラで脚立を使って写真を撮り、文字数を考えてPRコメントを入力しました。
――掲載してから問い合わせまでの期間はいかがでしたか。
掲載してから1カ月くらいで内見したいと問い合わせがありました。2回ほど立ち会い内見しましたがそのときは決まらず、3回目の問い合わせで、エージェントが対応してくれて決まりました。私が同席しないほうがいいのかなと……(笑)。
――内見のために何か工夫をされていますか。
エージェントだけでは伝えきれないアピールポイントを、ウチコミ!のPRコメントで細かく記載しています。また室内には、入居希望者が一番気になる「初期費用がどれくらいかかるのか」を、壁に一覧で記載したものを貼付しています。ほかにも、カーテンや家具配置のために寸法を測りたい方も多いので、メジャーやメモ用紙、ペンなども準備しています。入居希望者目線ですね。
――ウチコミ!を利用した感想を教えてください。
ウチコミ!の最大の魅力は、入居希望者の反応が直接分かることだと思います。内見のときに、入居者がどんな方か分かるだけでなく、反応や会話で「こんなところを見て決めているのか!」と気付くことができ、賃貸経営に生かすことができます。
初期費用にしても、私たちオーナーが当たり前と思っていることがそうではない。初期費用の目安も分からない方が多いということを内見に立ち会って気付き、詳細を壁に貼付することにしたのです。ほかにも、物件の工夫を直接褒めてもらえるなど、反応がダイレクトで励みにもなります。
――藤澤オーナーありがとうございました。
【ほかの賃貸募集成約事例ファイル】
デザイン性のあるリフォームで“出世部屋”に!? 素敵な入居者が集まるコツとは
情報収集力・論理力・行動力・分析力…そして人間力で賃貸経営を行う若き事業家
どうすれば早く入居付けができるか 入居者目線のリフォームで成約へ
『空室待ち』から成約へ 物件を気に入って待っていてくれる、こんな嬉しいことはない
賃貸住宅オーナー兼一級建築士、物件の魅力を最大限に伝えられることが“ナカナカイイ”
この記事を書いた人
賃貸募集成約事例ファイル 担当編集
「賃貸募集成約事例ファイル」では、賃貸物件を所有する大家さんが直接入居希望者を募ることができるウチコミ!を活用し、実際に成約した事例や、ちょっとしたアイデアで空室が解消された事例などを紹介していきます。それぞれの工夫や取り組みが、賃貸経営に悩めるオーナーに対して少しでも参考になればと思います。