賃貸募集成約事例ファイル――内見案内時の会話が成約の決め手に 大家の努力が直接評価されるのでやりがいを感じる
賃貸募集成約事例ファイル
2021/05/24
賃貸物件特集番組取材時の山城オーナーと吉本芸人ツートライブ 写真/©︎編集部
「賃貸募集成約事例ファイル」――それは賃貸物件を所有する大家さんが直接入居希望者を募ることができるウチコミ!を活用し、実際に成約した事例を紹介するコーナー。今回は、高いアンテナを張るために大家塾などで賃貸業を学び、楽しみながら賃貸経営をされている大阪府の山城オーナーに、ウチコミ!利用の率直な感想などを伺った。(取材・文/浦邊 真理子)
――ウチコミを使い始めたきっかけを教えてください。
私は大阪の「がんばる家主の会」に参加しています。そこで、ウチコミ!が関西にエリア拡大するときに講演会があると知り、聞きに行ったのがきっかけです。
――ご自身で物件情報を掲載するのは初めてですか。
これまでも、10年ほど前に大家さんが直接入居者を募集できるサイトを見つけて登録したことがありましたが、登録したものの……なんの反応もなく、そのまま終わってしまいました。
1年かけて学び色彩検定1級を取得
――ご自身で募集するときに工夫した点はありますか。
ウチコミ!の登録には、広角レンズやiPhoneを使って写真を撮り、写真の枚数を多く掲載することや、PR文章を細かく書くようにしました。
賃貸経営、部屋作りの工夫としては、色って大事だなと思い、賃貸経営に生かそうと色彩検定1級を取得しました。
ファミリー向きのお部屋は明るく、幸せな空間演出がされていた/©︎編集部
壁は白一辺倒ではなく、部屋によってターゲットを想定して部屋作りをしています。
色やテイストがそろえられたお部屋。照明や家具などを配置し生活イメージがしやすいようになっている/©︎編集部
内見立ち合い 直接会話することが成約の決め手に
――他の募集サイトとウチコミ!の違いはありましたか。
たくさんの画像を掲載できるところは、ほかにはないとてもいいところですね。そして何より、入居希望者と直接話ができることですね。
私の物件では、照明、ベッド、カーテンを付けて、生活イメージができるようにしています。ウチコミ!で内見立ち合いの場合は、入居希望者と直接話ができるので、ご要望がお貸しすることもできますよとお話ししています。
以前に単身男性で、会話のなかで「洗濯機はありませんか」と聞かれました。前の退去者の残置物など保管している物もあるので、そのなかから、比較的新しく使用できるものをプレゼントしました。このようなことが決め手となり成約することになったと思います。もし自分で伝えられる機会がなければ、機会喪失をしていました。
――ウチコミ!を利用した感想を教えてください。
賃貸業界は、よく分からない力関係、よく分からないルールがあると思っています。不動産会社に広告費を払わないと、まるで空き室がないような扱いを受けてしまう。いずれはウチコミ!のような、オーナーが自ら動くことができる流れが主流になっていくのではないかと思います。全国のオーナーの皆さんもウチコミ!に期待していると思いますよ。
ウチコミ!は、努力や工夫が正当に評価されるシステムを作ってくれているので、頑張りがいがありますね。
――山城オーナーありがとうございました。
山城オーナーのお部屋が取り上げられた、賃貸物件特集番組の紹介記事はこちら
https://uchicomi.com/uchicomi-times/category/rent/kikicomi/14288/
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この記事を書いた人
賃貸募集成約事例ファイル 担当編集
「賃貸募集成約事例ファイル」では、賃貸物件を所有する大家さんが直接入居希望者を募ることができるウチコミ!を活用し、実際に成約した事例や、ちょっとしたアイデアで空室が解消された事例などを紹介していきます。それぞれの工夫や取り組みが、賃貸経営に悩めるオーナーに対して少しでも参考になればと思います。