ルーフバルコニーがある物件の魅力
ながれだ あかね
2024/05/12
先月のお花見の頃、お散歩しているとお肉が焼けるいい匂いが漂ってきました。お庭でバーベキューでもしているのかな〜と思って見回してもそんな様子はなく。すると戸建の屋上から楽しそうな声が! ルーフバルコニーで桜を見下ろしながら、バーベキューをしているのです! なんて素敵なんだー!
❶ルーフバルコニーとは? ベランダやテラスとの違い
<ルーフバルコニーとは?>
戸建やマンションなどで、階下の屋根の上をバルコニーとして活用して造られたもの。ルーフテラスやルーフガーデンと呼ぶこともあります。
<ルーフバルコニーの特徴>
- 通常のバルコニーやベランダよりも面積が広い
- 上に屋根がない
- 落下防止のためルーフバルコニーの周りは柵やフェンスで覆っている
<バルコニーとの違い>
バルコニーは、室外に張り出した屋外スペース。屋根がないため、日当たりがいいのが特徴です。
<ベランダとの違い>
ベランダは、室外に張り出した屋根(庇)のある屋外スペース。
屋根があるので雨が降っても問題ありません。
<テラスとの違い>
主に一階に設置された屋外スペースで、地面の一部を高くして造られています。庭の延長にあり、屋根の有無はそれぞれです。
<デッキとの違い>
一階に設置された広めの屋外スペース。居室の延長でリビングと同じ高さでつながっています。屋根はありません。
❷ルーフバルコニーのメリット・デメリット
<メリット>
- 屋根がないので日当たりがいい
- 通常のバルコニーより広い
- 周りに高い建物がない限り見下ろされないので、周りや上からの視線が気にならない
- 広い土地が少ない都市部で、庭代わりになる
- 部屋の延長にあるルーフバルコニーの場合、部屋が広く見える
<デメリット>
- 雨漏りのリスクがある
- マンションの場合は、使い方に制限がある
- 強風などで物が飛ぶ可能性がある
- まめに掃除などのメンテナンスが必要
- 屋根がないため夏は暑く、冬は寒い
- 建築費用が高くなる
❸ルーフバルコニーの使い方
<ルーフバルコニーの使い方>
- 子どものプール遊びなど、遊ぶスペースとして
- 食事
- バーベキュー(マンションによっては禁止されている)
- ハンモックで読書や日向ぼっこ
- 花火鑑賞
- ガーデニング
- お家テントでアウトドア気分
<気をつけること>
- 騒音、匂いからくる近隣トラブルに注意!
- 強風による荷物の落下などに注意!
<あとがき>
ルーフバルコニーは憧れますが、いきなり物件を購入するにはハードルが高い! 実際に住んでみると、自分たちのライフスタイルに合わず出番が少なかったということも。それなら、ルーフバルコニー付き賃貸を借りて、お試し感覚でルーフバルコニー生活を楽しんでみるのもいいかもしれません!
ちなみに……
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(絵・文/ながれだあかね)
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この記事を書いた人
イラストレーター・ライター
武蔵野美術大学芸術文化学科卒業後、幼児教室にて絵の講師、不動産インターネットメディア事業「ウチコミ!」の広報部を経て、独立。現在はイラストレーター・ライターとして活動中。「お部屋探し」をテーマにした四コマ漫画を始め、似顔絵、結婚式のウェルカムボード、音楽をテーマにした作品を制作。水彩画を中心とした絵を描く。趣味はラジオと落語を聴くこと。 イラスト等のご依頼・ご相談は、下記URLのContactよりお気軽にお問い合わせください。 ながれだあかね 公式ホームページ https://nagaredaakane.morutto.com/