家を探すなら交通手段に注目! バス利用のポイント
ウチコミ!タイムズ編集部
2016/04/20
家を探す時、駅から徒歩圏内に候補が見つかればいいのですが、広さや経済的な理由の兼ね合いで、駅から離れた場所が候補地になることもあるものです。そういう時はぜひ「バス」に注目してみましょう。徒歩25分でも、バスに乗れば10分程度で到着できることもあるのです。通勤通学の交通手段がバスになる場合のポイントについてご紹介します。
バスに注目して家を探す
駅から徒歩15分までの住宅は、価格が高めです。賃貸でも同じことが言えます。それ以上離れると「駅から遠い」ということで相場が低くなる傾向があるため、住宅取得に関する費用を少しでも抑えたい場合は、駅から離れたエリアで探すのがおすすめです。
その際に注目したいのがバスの路線です。単純に駅から遠く、交通手段が徒歩か自転車に限られると、天候の悪い日の通勤通学はやはり不便になります。徒歩25分のエリアでも、バスに乗れば10分足らずということも少なくありません。バス通りにバス専用レーンがついているなら、渋滞も少なめで躊躇することなくバスの利用ができます。駅から離れる場合は交通手段にバスを利用することを想定して、バス通り近くで候補を探しましょう。
バス停の場所を確認
バスを通勤通学のメインの交通手段にするなら、確認しておきたいのがバス停の場所です。最寄のバス停はもちろん、近くに拠点となるバス停があるかどうか確認しておきたいものです。
バス停には、一つの路線しか使われないバス停と、複数の路線が共同で使うバス停があります。乗り換え拠点ともなるバス停を確認することで、最寄のバス停までいく路線以外に、家の近くまで来るバスの路線や時間の確認もできるからです。乗り換え拠点となるバス停は、通過するバスの本数も多いので、使用できるバスの本数がぐっと増えます。
ラッシュ時に実際にかかる時間を確認
バスを通勤通学の交通手段にする場合、もうひとつ確認しておきたいのが、実際にかかる時間です。たとえば平日昼間なら20分で行けても、朝晩のラッシュ時間だと道路が渋滞して40分以上かかる、という場合も珍しくありません。バスは電車に比べ道路状況に左右されやすく、時刻表通りに運行しないことも珍しくありません。
バスを交通手段にする場合は、実際使うであろう時間帯の道路状況を知っておく必要があります。ラッシュ時にバスに乗った場合、実際かかる時間をしっかり把握しておきましょう。
バスが使えるエリアに住んでいると、天候の悪い日はもちろん、夜遅くなった日にも安心して帰宅できますし、通勤手当がもらえることもあります。駅から離れたエリアで家を探すなら、バスが利用しやすいエリアを選びましょう。
この記事を書いた人
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