海・山だけではない魅力が詰まった新島村の賃貸住宅
ウチコミ!タイムズ編集部
2017/07/03
■過ごしやすい観光地
新島村(にいじまむら)は伊豆諸島にある東京都の村で、新島と式根島(しきねじま)の2島が村域に含まれます。東京からは約160㎞の距離。夏は海風が感じられるので都内より過ごしやすく、冬は比較的暖かい気候で、ビーチや温泉などの観光業が盛んです。
産業としてはくさや、たたきなどの水産加工品、明日葉、野菜などの栽培が盛んです。世界ではイタリアのリバリ島、日本では新島でのみ採掘されるコーガ石製の「新島ガラス」も有名です。また、島内の至る所にコーガ石で作られた「モヤイ像」が設置されています。
面積は27.54㎢、人口は約2千6百人。2015年度の高齢化率は37.5%となっており、新島村では2016年から「新島村定住化対策事業交付金」を設けて空家の改修などを促進しています。
■子供達に人気のスポット、キャンプ場もあり
新島村では特産品のコーガ石でできた石造りの家や塀、石像などが多く見られます。新島ではサーフィン・ボディボードなどのマリンスポーツや海水浴などの他、サイクリング、トレッキングなどが楽しめます。東岸にある羽伏浦(はぶしうら)海岸はビーチブレイクポイント(海底が砂のサーフポイント)としてはワールドクラスで、世界トップクラスの大会も行われます。式根島でも温泉や海水浴、シュノーケリング、ダイビング、ハイキング、キャンプ、釣りなどが楽しめます。
新島にはいくつか神社がありますが、十三社神社では都の無形文化財に指定された神楽や獅子木遣り(ししきやり)が見られます。白砂が敷き詰められた流人墓地も観光スポットになっています。石造りの動物達が飾られた「石の動物園」は羽伏浦キャンプ場の隣にあり、子供達に人気のあるスポットです。
親水公園にはレストハウスがあり、ランチスポットとしても人気です。羽伏浦公園には無料のキャンプ場があります。なお、新島村にはスーパーマーケットや衣料品店などもあるので、日常の買い物には困らないでしょう。
■待機児童数はゼロ
新島村では児童手当、児童扶養手当などの他、母子・寡婦福祉資金貸付、乳幼児等事業費助成制度、ひとり親家庭等医療費助成などが受けられます。また、子ども医療費助成も行なっています。
新島には1園、式根島には2園の保育園があり、2016年度の待機児童数は0人。東京都ワーストランキングでは50位タイです。なお、小学校が3校、中学校が2校、高等学校が1校あります。
■定住化対策を実施中
新島村には賃貸物件は少ないようですが、村では平成25年度から定住化対策を実施しており、移住希望者に対する問い合わせ先を設けています。また、空き家バンクも開設しており、空き家の活用を進めています。
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