緑豊かで利便性も高い梅の里・青梅市
ウチコミ!タイムズ編集部
2017/04/24
■青梅マラソンが開かれる広大な核都市
青梅市は、東京都の多摩地域北西部に位置する市です。面積は103.31㎢、人口は約14万人。島嶼部を除くと、東京都の市町村では4番目に面積が大きく、西多摩地域最大の市でもあり、立川市・八王子市・多摩市と共に東京都の核都市(業務核都市。東京都区部への一極集中を是正するために都心部の機能を分散させる核となる都市)に指定されています。
市街地には青梅線が通り、圏央道青梅インターチェンジもあるので、利便性は良好。山間部では林業が盛んな地域でもあります。市域の東部、河辺町、新町には住宅地が広がっています。
青梅マラソンは定員が1万9000人にも及ぶ一大イベントで、2月の恒例行事となっています。他にもだるま市、青梅大祭などのイベントが行われています。
高齢化率は27.10%、生産年齢人口率(15~64歳)は61.18%。青梅市では高齢者保険福祉計画、介護保険事業計画を進めています。
■重要文化財も残る自然豊かな土地
青梅市の中央には多摩川が流れており、緑も多いため、ハイカーや登山者に人気のエリアとなっています。観光地も多く、駒木町の旧宮崎家住宅は国の重要文化財、根ヶ布(ねかぶ)の天寧寺にある銅鐸は国の重要美術品です。各駅の近くにはショッピングモールやファッションモール、スーパーマーケットなどもあります。
青梅市には公園・緑地が多数あり、青梅市花木園では木製遊具やブランコ、全長211mのローラー滑り台などが楽しめます。青梅鉄道公園ではD51形蒸気機関車(デゴイチ)などを多数見ることができます。
■中学生までの子どもがいる家庭への手当も
青梅市では児童手当制度(中学生まで)、乳幼児医療費助成制度、義務教育就学児医療費助成制度の他、ひとり親家庭等への手当・医療費助成、自立支援医療(育成医療)の給付などが受けられます。また、各種子育て支援事業や、子育て支援センターなどの子育て支援事業を行っています。
■待機児童数はほぼ全入の状態
青梅市の待機児童数は25人で、東京都ワーストランキングでは41位です(2016年度)。ほぼ全入と言っていい状態のようですが、2016年は希望者の増加が認可保育所の増加を上回ったと見られます。保育サービスの利用率が非常に高い土地でもあります。なお、私立幼稚園は6園、幼稚園類似の幼児施設が1園あります。
■特にファミリー向け物件が充実
青梅市ではファミリー向けの2K~3LDKの賃貸物件が目立ちます。主に東青梅や新町、河辺町に物件が集中しており、単身者向けのワンルームなどは東青梅や河辺町で見つかりやすいようです。単身者向けの物件であれば、築10年未満で駅から徒歩10分圏内のものが多く見つかります。
ファミリー向け物件でも駅まで徒歩圏内にあるものがほとんどです。駅に近い物件では築年数が浅いものもありますが、多くは築20年以内の物件となっています。
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