ニュータウンの再生も進むベッド・多摩市
ウチコミ!タイムズ編集部
2017/04/22
■市街地の30%は公園や緑地
多摩市は東京都の多摩地域南部に位置する市です。面積約2,884ヘクタールにも及ぶ多摩ニュータウンは、もともと東京の住宅不足の解消のために計画された街で、市街地の30%は公園や緑地などが占めています。
北は東京都府中市・日野市、東は神奈川県川崎市麻生区、東京都稲城市、南は町田市、西は八王子市と接しており、「住みよさランキング2015」(東洋経済新報社)では東京都内で3位にランクインしています。
面積は21.01㎢、人口は約15万人。2016年の高齢化率は26.28%、生産年齢人口率(15~64歳)は61.66%で、国全体より早い速度で高齢化が進むとも言われています。また、建物の老朽化なども進行していることから、多摩市では「多摩市ニュータウン再生方針」を打ち出しています。
■何でも揃う便利な街
ベッドタウンとして知られる多摩市には、百貨店や商業施設、レジャー施設から動物園まで揃っており、生活に必要な買い物から余暇まで楽しめる環境になっています。一方で縄文時代の土器が多数出土している土地でもあり、歴史を感じられる点もポイントです。
多摩市には公園が207園あり、ホームページでは「桜並木が美しい公園」「散策が気持ちいい緑地・公園」などに分類して紹介されています。代表的なのは桜ヶ丘公園(聖蹟桜ヶ丘公園)で、30万㎡余りの敷地に自然林が広がっており、散策に最適です。
■医療費助成も充実
多摩市では子どもの医療費助成制度やひとり親家庭等の医療費助成、児童手当などの他、難病医療費助成やB型・C型ウイルス肝炎治療医療費助成など、医療に対する手当・助成が充実しています。また、子育て総合センター「たまっこ」やリフレッシュ一時保育、ショートステイなど、子育て支援事業も多数行っています。
■待機児童ゼロを目指す
多摩市の待機児童数は2016年度で79人、東京都ワーストランキングでは36位となっています。2014年には116人でしたが徐々に解消されつつあり、平成27年度から「待機児童ゼロのまち・多摩」計画を実施しています。なお、多摩市には幼稚園が9園あります。
■リフォーム物件も見つかる!
多摩市内には様々な物件がありますが、特に永山駅周辺と多摩センター駅周辺に物件が集中しています。駅から徒歩10分圏内の物件も豊富で、路線バスも発達しているので交通には困りません。ワンルームや1Kから3K~4LDKまで多彩な物件が揃っているので、単身者からファミリーまで安心して物件探しができます。
単身者向けは3万円~5万円台、ファミリー向けは8万円台から探すことができます。半数は築20年以上の物件ですがリフォームされているものもあるので、お得な物件を探す楽しみもあります。
この記事を書いた人
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