伝統とイベント、便利な交通網が共存する台東区の賃貸物件(1/2ページ)
ウチコミ!タイムズ編集部
2017/04/17
■浅草・上野を擁するコンパクトシティ
2017年で発足70周年を迎えた台東区は東京都の特別区の一つで、23区の東部に位置します。東には墨田区がありますが、区境には隅田川、区南端には神田川が流れています。江戸時代から東京で最も古い市街地の一つで、浅草寺は建立1400年近くになります。
明治時代から美術館や博物館が建てられており、東京芸術大学もありますが、台東区のアートのルーツは江戸時代の元禄文化にまでさかのぼり、台東区のホームページも大変アーティスティックな作りとなっています。また、東京国立博物館や表慶館など、国の重要文化財が多い区でもあります。商業エリアでもあるので、住宅環境はビルやマンションが主になります。
面積は10.11㎢、人口は約20万人。2016年の高齢化率は23.74%、生産年齢人口率(15~64歳)は67.05%で、23区でも最も高齢化が進んでいますが、一方で人口は増え続けており、地方都市を再生する可能性が詰まった「コンパクトシティ」として注目されています。
■イベントが多く、交通網も充実
浅草橋界隈の問屋街などは大正・昭和初期の風情が残っていますが、その理由は関東大震災や第二次世界大戦でも焼け残ったから。区の中心駅である上野駅には新幹線も停車し、大型ショッピングスポット「アトレ上野」が併設されています。三社祭や隅田川の花火大会、浅草サンバカーニバルなど、イベントも盛んです。
台東区には都立公園や区市町村立公園が52あり、自然環境も良好。なかでも上野恩賜公園は総面積が約53万㎡あり、公園内には東京国立博物館や恩賜上野動物園など、文化施設が多数あります。
交通網としては上野駅を中心に鉄道網が充実しているだけでなく、区の中央には国道4号線や首都高速道路が通っているので、内外へのアクセスも良好です。
この記事を書いた人
賃貸経営・不動産・住まいのWEBマガジン『ウチコミ!タイムズ』では住まいに関する素朴な疑問点や問題点、賃貸経営お役立ち情報や不動産市況、業界情報などを発信。さらには土地や空間にまつわるアカデミックなコンテンツも。また、エンタメ、カルチャー、グルメ、ライフスタイル情報も紹介していきます。