多彩な顔を持つ東京の中心地・港区の賃貸マンション
ウチコミ!タイムズ編集部
2017/03/21
■東京で最も東京らしいと言われる高級街
港区は東京都の特別区の一つで、23区内では西部に位置します。東部は東京湾に面しており、多数の観光スポットがありますが、企業が最も多く本社を構える区の一つでもあります。虎ノ門、新橋、芝などのオフィス街、青山、赤坂などの商業エリア、六本木などの歓楽街、汐留、台場などの大規模開発地区、麻布、白銀台などの住宅街という具合に街並みは多彩で、東宮御所、迎賓館や芝公園・白銀台の自然教育園など、緑地も豊富です。また、駐日大使館や外資系企業も多く、人口の約1割は外国人居住者です。
面積は20.37㎢、人口は約25万人。高齢化率は17.40%、生産年齢人口率(15~64歳)は69.97%と、働く世代の人達が多く集まっています。
■時代の最先端から古墳まで楽しめる
東京最大のビジネス集積地である港区には、民放テレビの5大キー局すべてが本社を置いています。それに伴って広告代理店、レコード会社、タレント事務所なども多く、ヤフーやソフトバンクなどの情報通信業の本社も立地しています。昼間、いわゆるクリエイター達が最も多く集まる地域でもあります。
一方で飲食業も盛んで、多くのジャンルの飲食店数は港区が1位です。商業施設も、六本木ヒルズや赤坂サカスなど、様々な大型施設が展開しています。
港区には公園・児童遊園も多く、お台場海浜公園では人口の砂浜やボート施設、展望台などが楽しめます。芝公園は増上寺を中心とした緑地帯で、内部に芝丸山古墳、丸山貝塚がある他、ホテル、学校、図書館などが点在する広大な敷地を誇ります。有栖川宮記念公園は自然豊かで野鳥も見られる閑静な公園として知られています。
■子供を預けられる制度が充実
港区では、一時保育などの子供を預けられる制度が充実しています。パートタイム勤務などの保護者に対して1日8時間、月160時間を上限に保育を行う「みなと保育サポート」や、ひとり親家庭支援制度もあります。手当・助成としては、児童手当、児童育成手当、児童扶養手当、子ども医療助成費などの制度があります。
■パートの人も利用できる保育室
港区では待機児童数は64人で、東京都ワーストランキングでは38位になっています(2016年)。港区では認可保育園のすべてで0歳児保育があったりするのですが、なかなか待機児童数ゼロにはならないようです。しかし、0~2歳児限定でパートの人も利用できる「港区保育室(旧・緊急暫定保育室)」もあるので、選択肢は多いと言えます。なお、港区には幼稚園が26園あります。
■高級物件もあるアクセス良好なエリア
港区は20万円以上の物件が多かったり、アンティークなアパートメントなどもあったり、敷居が高い印象がありますが、実はどの地区も賃貸物件が豊富です。麻布エリアにはファミリー向けの物件が多く、芝エリアや芝浦港南エリアはショッピングがしやすい地区になっています。
家賃8万円~11万円では、1R~1LDKの単身者向け物件が中心となっています。築10年~20年、最寄り駅まで徒歩15分圏内の物件が多いので、利便性も申し分ないでしょう。
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この記事を書いた人
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