行政・民間双方が子育て支援に力を入れる埼玉県川口市の賃貸物件
ウチコミ!タイムズ編集部
2017/01/14
■「埼玉都民」が住む住宅地
埼玉県川口市は人口約58万人の市で、県内ではさいたま市に次いで第2位の人口を有しています。面積は61.95㎢。県内では4番目の面積です。市内の広範な地域が住宅地となっており、東京駅からは15km圏内なので、「埼玉都民」と呼ばれるほど東京に通勤・通学する人が多い土地でもあります。
東部地区は高台になっていますが、ほとんどの地域は低地。低地は住宅地、台地部分は近郊型農地としての使用が多くなっています。
高齢化率は平成26年時点で21.3%。生産年齢人口率(15~64歳)は2016年時点で64.89%となっています。
■緑あふれる「グリーンセンター」が秀逸
東京に通う人が多い川口市では宅地開発が進んでおり、高層マンションも多数見つけることができます。川口駅や東川口駅周辺には商業施設が多く、主要道路にも店舗が並んでいますが、鳩ヶ谷本町周辺では歴史的な街並みが今も残るなど、多彩な顔も持っています。鉄道網、バス路線も発達しており、都心部へはもちろん、他市へのアクセスにも便利に使えます。
川口市内にはたくさんの公園があり、なかでも「川口市立グリーンセンター」は「日本の都市公園100選」にも選ばれている緑あふれる公園です。子連れが楽しめる「わんぱく広場」もあります。また、他にも寺社仏閣やサイエンスワールドなどがあるので、休日は多彩な楽しみ方ができるでしょう。
■行政・民間双方で子育てを支援
川口市には子ども医療費支給制度、ひとり親家庭などの医療費支給制度などがあります。児童手当、児童扶養手当もあり、川口市ファミリー・サポート・センター事業など、子育て支援・相談が充実しています。市役所には「子ども育成課」があり、子育て応援ポータルサイト「ママフレ」などが存在します。他にも「プレイリーダーのいる公園」といった独自の取り組みをしています。また、子育てサークルが多いのも特徴です。
公設公営保育所は30箇所、公設民営保育所は11箇所、私立保育所は47箇所、小規模保育事業所A型は15箇所、B型は22箇所あります。
■待機児童は油断ならない数
2016年度の待機児童数ワーストランキングを見てみると、川口市は2番目の98人。意外と少ないと思われるかもしれませんが、埼玉県も横浜市と同じく「保育園に入れなかったのでやむを得ず育休を延長した人」「保育園がないために就職活動をあきらめた人」は数に入っていないので、実際の数はもっと多いと思われます。
働くお母さんになる人は、事前に準備をしておいた方が良いでしょう。なお、川口市には2つの市立幼稚園、41の私立幼稚園があります。
■幅広い値段設定の物件が多数
川口市では地域を問わず物件を探すことができますが、特に西川口や並木、幸町の付近では物件が豊富です。また、ほとんどの物件が駅から徒歩圏内にあります。賃貸戸建ては芝エリアに多く見られますが、単身者向けの物件が比較的多く、ワンルームや1K、1DK、1LDKなどが豊富です。
家賃は2万円台から14万円台までと、幅広くなっています。高層マンションが立ち並ぶエリアにはマンションが多く、上階や築浅物件では10万円を超える物件も多く見られます。
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この記事を書いた人
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