緑豊かなベッドタウン・所沢市の賃貸物件
ウチコミ!タイムズ編集部
2017/01/05
■「トトロの森」もあるスポーツ都市
所沢市は埼玉県南西部にある特例市です。人口は約34万人で、さいたま市、川口市、川越市に次ぐ県内4位となっています。平成22年の段階では、東京都特別部への通勤率は25.4%となっています。所沢駅前は繁華街となっており、新所沢、小手指地区は集合住宅が多い東京のベッドタウンでもあります。
北部の富岡地区には農地が広がり、南部にある狭山丘陵は映画『となりのトトロ』の舞台にもなりました。面積は72.11㎢となっており、県内で7番目の広さです。高齢化率は24.91%、一方で生産年齢人口率は62.71%となっています(2016年)。また、プロ野球「埼玉西武ライオンズ」、プロバスケット「埼玉ブロンコス」が本拠地を構えるスポーツ都市でもあります。
■公園・緑地が豊富
所沢市内には西武新宿線、西武池袋線、西武国分寺線の3線が通っており、都心にアクセスがしやすく、池袋や新宿まで気軽に出かけることができます。また、前述のとおり所沢駅を中心に繁華街が広がっており、デパートや大型ショッピングセンターも揃っているので、買い物に困ることはないでしょう。
所沢市には219カ所の公園・緑地があり、うち160が街区の公園です。毎年野外イベントを行っている公園もあり、中でも「所沢市民フェスティバル」は音楽、踊り、地産地消グルメなどを楽しめる所沢市最大の野外イベントとなっています。
公園周辺には閑静な住宅地が広がっており、築1年未満の戸建住宅も多数見受けられます。ゴルフ場も点在しており、入間市や日高市方面では川遊びできるほど自然が溢れています。
■わかりやすい育児行政サービスガイド
所沢市では「子ども・子育て支援新制度」を採用するなど、子育て支援の量の拡充と質の向上を進めています。助成金制度としては、児童手当、子ども医療費助成のほか、ひとり親家庭就学支度金支給制度、ひとり親家庭等医療費助成などがあります。
所沢市のホームページには育児を応援する行政サービスガイド「ママフレ」があり、育児に関する情報がわかりやすくまとめられています。
■園の拡充で入園決定率が上昇
所沢市の2016年4月時点における待機児童数は11人で、埼玉県内ではワースト23位。まずまずの数字と言えますが、埼玉県では「保育園に入れなかったのでやむを得ず育休を延長した」「保育園がないために就職活動をあきらめた」といった場合は待機児童に数えないようなので、油断しないほうが良いでしょう。
所沢市でも問題は把握しているため、「子ども・子育て支援新制度」で認定こども園の普及・促進を行っており、2015年の入園決定率は89.3%となっています。市立幼稚園は所沢第二幼稚園だけですが、私立幼稚園は21カ所あります。私立幼稚園に関しては補助金もあります。
■ファミリー向け物件も手頃なお値段
所沢市では、特に小手指、大字上安松、大字秋津などのエリアに賃貸物件が多く、特に大字上安松には築年数15~30年のアパートが数多くあります(2DK~3K)。1Kアパートには、家賃1万円台のところも。ファミリー向け物件では、4~6万円の物件が多くなっています(2DK~3DK)。
小手指周辺ではアパートよりマンションが多く、築20~35年の物件が数多く見受けられます。市内には鉄道が3線通っているので、最寄り駅から徒歩15分程度の物件も比較的見つけやすいのが特徴です。
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この記事を書いた人
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