高齢者の一人暮らしのリスク~地域包括支援センターを利用しよう~
ウチコミ!タイムズ編集部
2019/12/14
1.金銭的なトラブル 電話での詐欺に要注意!
詐欺にあわない対策は?
防犯用の電話機などに変えよう。防犯用の場合、知らない電話番号のものは赤い表示になり警告を促す機能がついているものや、録音機能がついているものもある。「これは詐欺!?」と思ったら、「110番」をしよう。
これは「詐欺?」判断に迷う場合は・・・
→警察相談専用電話の「#9110」へ電話してみよう!
#9110は、各都道府県の警察本部につながる。相談業務のプロである警察安全相談員が相談にのってくれる。
2.孤独死のリスク 社会から遠ざけないようにしよう!
一人暮らしの高齢者は、倒れたり病気になったときにすぐに気づいてもらえない恐れがある。
対策は?
家族・親戚・知り合いが定期的に様子を見にくるように連携しよう!知り合いが近くに住んでいない場合は、「地域の見回りサービス」などを利用しよう。ほかにも毎日お弁当を届けてくれるサービスを利用したり、見守りシステム付きの家電を使うなど、一人暮らしの高齢者の生活を見守るサービスは多くある。
3.災害時などに取り残されるリスク
対策は?
避難行動要支援者名簿に登録する!
各自治体で、「避難行動要支援者名簿」が作成されている。これに登録すると、自力で避難が困難な人の情報が記載される。支援者(民生委員・消防機関・自主防災組織など)が日常の見守りや避難訓練などを実施して、災害時には避難連絡や避難誘導などの支援を行ってくれる。(支援内容や対象となる方は自治体によって異なるので要確認)
地域包括支援センターとは?
「介護サービスを受けたい」「家族の介護サービスについて相談したい」という場合、まずは地域にある「地域包括支援センター」に行ってみよう!
「地域包括支援センター」は、地域に住む高齢者のために、介護サービスの導入や健康増進のための支援を行っている公的な相談所。主任ケアマネジャー、社会福祉士、保健師などがご高齢者にさまざまなサポートを行ってくれる。福祉だけではなく医療や行政などと連携しながら対応しているので、とても便利なサービス。
<地域の見守りサービス例>
東京の練馬区では、一定の条件に満たす高齢者は下記のようなサービスを受けられる。月額の費用も安く利用しやすいのが魅力だ。
1.緊急通報システム(緊急時に無線発信機を押せば、警備員の駆け付けと救急車の要請が可能。区が指定する事業者が自宅の鍵を預かる)。
2.区民ボランティアによる定期訪問(区民ボランティアが週1回程度、自宅に訪問し安否確認をする)
3.電話訪問
4.配食サービス(最大週3回配達員が手渡しで提供)
引用:練馬区「高齢者在宅生活あんしん事業」公式HP
高齢者の一人暮らしのリスクは、「認知症に気がつかず病気が進行してしまうこと」。病気が原因で「火の消し忘れ」などの危険な行為につながることもある。認知症に気がつくには、社会との交流を絶たないことが大切!体が元気なうちは、ボランティア活動に参加したり地域のイベントに積極的に関わりたいものだ。
ついつい引きこもりがちになってしまう人はどうすればいいの?
普段から顔を合わせる人を身近に見つけておこう!たとえば、同じ物件に住む(近くに住んでいる)大家さん・管理人さんがいればとても安心である。
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(絵・文/ながれだあかね)
この記事を書いた人
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