一人暮らしの子どもに仕送りするときに喜ばれるものは?
ウチコミ!タイムズ編集部
2019/05/05
こんにちは。最近、一人暮らしを始めたときのことを思い出しているあかねです。ずっと実家暮らしをしていたので、はじめての一人暮らしはわたしにとってとても貴重な経験でした。実家にいたころ、惜しげもなく使っていた水道や電気。さらに実家暮らしのときは払ってこなかった家賃や食費。
一人暮らしってこんなにお金がかかるのか〜。
一人暮らしをはじめて、何をどう節約したらよいのかわからない私がまず最初に削ったのは食費。3日連続で、ゆでタマゴと白いご飯を食べつづけたと思えば、次の日は割高なコンビニ弁当を買う。節約しているのかしていないのかわからない状態。そんなめちゃくちゃな食生活の中、嬉しかったのは母親からの仕送りです。
一人暮らしのワンルームは、だいたいキッチンが狭い。
私が住んでいたワンルームは・・・
・一人分の体の幅ほどしかない大きさのキッチン
・小さなシンクにはすぐお皿が溜まる
・1口コンロ(IH)しかなくて、同時に調理を行うことができない
・まな板を置くスペースなどもないため、隣に置いた洗濯機の上が調理台の代わりになる。
最初の数日間は「自炊をがんばるぞ!」と意気込んでいたけれど、狭いキッチンで調理するには効率が悪く、時間もかかる。
→その結果、調理をしなくなってしまった。
仕送りするときのポイント
1.子どもが日頃から調理をしているかどうかを確認して、調理が難しい状態ならば「包丁や鍋」を使わないで食べられるものが便利。
2.一人で食べきれる量で、飽きがこないように複数の種類を入れる。
3.腐りにくい&日持ちするもの。
4.白いご飯の付け合わせとして食べれるもの。(おかずになるもの)
たとえば・・・
・お米
(画像参照/新潟のお米専門店いなほんぽ)
・お湯をかけるだけの味噌汁
(画像参照:アマノフーズ )
・カップラーメン
(画像参照:日清の仕送りセット)
・風邪薬・胃薬
そのほかに送ってもらえると嬉しいものは
ご飯に合う漬物、ミネラルウォーター、乾麺類、パスタソース、お惣菜缶、お菓子など。
野菜
食器や調理器具など
洋服
東洋水産株式会社が2016年に行ったアンケート調査では、「子どもが親に仕送りをしてもらいたいタイミング」の第1位は・・・「給料・生活費支給前」だった。たしかに一人暮らしを始めると、どのくらいの配分でお金を使っていいのかわからないことも。月始めに使いすぎてしまい給料日前にお財布の中に小銭しかないという経験をした人も多いのでは!?
子どもが親に仕送りをしてもらいたいタイミングは?
1位:給料・生活費支給前
2位:誕生日・季節の変わり目
3位:新生活が始まるタイミング
実際に親が仕送りをしているタイミングは?
1位:誕生日
2位:季節の変わり目
3位:年末
子どもが一番仕送りをしてほしいタイミングと、親が送るタイミングにずれがあった。子どもの給料日をなんとなく把握しておき、給料日前に送ればさらに喜ばれるかもしれない。
東洋水産株式会社(インターネット調査について詳しくはコチラ)
インターネット調査/期間:2016年11月25日~28日
(親世代) 対象者:女性40歳〜69歳、回答数:13,384サンプル
(子世代) 対象者:男女18歳〜35歳、回答数:13,436サンプル
いかがでしたか。最後に「子どもに仕送りをする際は、やっていただきたいこと」をお伝えします。それはぜひお手紙を添えてほしいのです!わたしにとって仕送りと同じくらい嬉しかったのは、食べ物などと一緒に入っていた手紙でした。送ったものや調理の仕方が簡単に書かれていて、最後に「ガンバレ!」の文字が。「実家を出たんだな。」と実感、はじめての一人暮らしへの緊張が少しほどけた瞬間でした。
(絵・文/ながれだあかね)
この記事を書いた人
賃貸経営・不動産・住まいのWEBマガジン『ウチコミ!タイムズ』では住まいに関する素朴な疑問点や問題点、賃貸経営お役立ち情報や不動産市況、業界情報などを発信。さらには土地や空間にまつわるアカデミックなコンテンツも。また、エンタメ、カルチャー、グルメ、ライフスタイル情報も紹介していきます。