高級タワーマンションへの引越しするときに気をつけること
ウチコミ!タイムズ編集部
2019/08/27
こんにちは。ながれだ あかねです。マンションやアパートに引越しするとき、引越し業者との打ち合わせは、「引越し日」や「運ぶ荷物の量」などです。比較的、簡単な打ち合わせで引越しすることができますよね。しかし、一部の高級なタワーマンションに引越しするときは注意が必要です!タワーマンションによって引越しのルールが細かく決まっているため、スムーズな引越しには引越し業者との打ち合わせが肝心です。またタワーマンションの敷地はとても広いため、通常より引越しの手間がかかる可能性もありますよ!
多くのタワーマンションは、引越し前に「申請書」を提出する!
引越しの日時と作業時間帯、引越し業者の担当者名や連絡先などの情報を記入した申請書を、引越し前にマンションの「防災センター」へ提出する!作業の終了時間もあらかじめ書くので、決められた作業時間の間に引越しを終わらせなければならない。
タワーマンションによってはこんなことも・・・
1日の引越し作業可能な時間帯が、(何時〜何時という風に)予め決められている場合もある。
同じ日時の引越し作業の重複を避けるため予約制の場合もある。
新築のタワーマンションの場合は、引越し日時は抽選で決まる!?
新築で建ったばかりのタワーマンションの場合、入居可能日に大勢の入居者が一斉に入居することになる。しかし入居可能日に入居者全員が一気に引越しすることは不可能だ。そのためマンション側が引越しする順番をあらかじめ決めておくのだ。引越しの希望日時を複数出したり、人気な日は抽選で決めることもあるそうだ。
1.タワマンには搬入用のエレベーターがある!
高級タワーマンションでは、エントランスを台車で荷物を運んだり、入居者用エレベーターを引越し業者が使用するのを禁止していることも多い。実は引越し業者や宅配業者が使う「搬入用」の入り口やエレベーターがあるのだ!また一部のタワーマンションでは、搬入口や搬入用エレベーターは、常に養生している状態のところもある。高価な家具も安心して搬入できるところはメリットである。
2.引越しトラックを止める駐車場を確認しよう!
タワーマンションの駐車場はとても広い。引越し業者用のトラックを止める入り口や駐車スペースも指定されていることもあるので、事前に確認しよう。予約が必要なこともある。
3.どこに養生が必要かを確認しよう!
搬入口やエレベーターは予め養生がしてあっても、入居者が行き交う共有部分の廊下は養生していない。どの部分に養生が必要なのかをあらかじめ確認しよう。(引越し業者が確認してくれることもある。)また、タワーマンションは広いため、養生する場所が広範囲にわたることも。その場合、引越し会社によっては養生費用が別にかかるので念頭にいれておこう。
4.搬入経路に、大型家具や家電の搬入が可能か確認しておこう!
家具や家電がとても大きい場合、運べないこともある。低層階のマンションやアパートであれば別途費用を追加してクレーンによる吊り上げが可能であるが、高層マンションの高層住まいの場合、それは難しいので大きすぎる家具や家電(解体できないもの)は破棄処分を検討しよう。
タワーマンションへ引越しする場合は、特殊な物件だけにどの業者を選べば良いのか悩みどころだ。
業者を選ぶポイントは?
・タワーマンションの細やかなルールを確認して対応できる業者を選ぶ
・作業時間に制限があるため、時間を守れるかなども重要(作業員は十分に確保されるのか?)
・養生費用の追加料金が発生しないとより良い
物件名を伝え、指定のタワーマンションへの引越しをしたことがあるかなどを確認するのもいいだろう!大手の引越し業者であれば、引越しの数自体も多いので様々なパターンの引越しに慣れている点では安心である。大手の引越し業者の場合は、丁寧さや様々なサービスがある分、値段が高い傾向がある。他社との相見積もりをとって、他社の見積もりと比較しながら値引き交渉をするとよい
いかがでしたか?引越し業者を選ぶ際は、大手の引越し業者や地元密着型の引越し業者など、いろいろな引越し業者で見積もりをとると引越しの費用の交渉もできますよ。引越し業者を選ぶポイントは、こちらの記事からご確認いただけます!
(絵・文/ながれだあかね)
この記事を書いた人
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