「聞きコミ!大家さん」——コンセプトは「町家を残すこと」。京都の文化を残したいオーナーの想い
「聞きコミ!大家さん」
2022/03/10
今回の「聞きコミ!大家さん」は、歴史と伝統、文化の香り漂う優雅な京都。魅力あふれる京都に住むなら、京都らしい“町屋”に住むのが夢だと思う人も多いはず。今回ご紹介する物件は、京都のリノベーション町家。所有している田口オーナーは、アメリカでデザインの仕事をしていたという経歴の持ち主。オーナー自身でデザインしたという、アイデアあふれるリノベーションや、京町家を残したいという想いを伺いました。(取材/渡口 あかり・文/嶋田 尚子)
京都らしい町家
外観
清水寺がすぐ近くで、細い路地に並ぶ京町家の一つがこちらの物件になります。京町家らしい引き戸の玄関を開けると、天気のいい日には日差しも入る明るい玄関です。広さはそれほどないのですが、田口オーナーのデザインで圧迫感を感じることはありません。
玄関を入ると約14帖の広いリビング。柱や階段は黒く塗られた木を使用していて、床のフローリングは明るい色合い。どこか和と洋を感じられる雰囲気があります。そしてなんだかとても落ち着きます。
玄関を入ると日差しの入る明るいリビング
リビングの奥にはキッチン。新品で、シンプルですが使い勝手がいいものを入れているそうです。
シンプルだが使い勝手のいいキッチン
キッチンの横には、シャワールームとトイレ。こちらもデザイン性のある空間になっています。
おしゃれなシャワールーム
リビングから階段を上がると、天井の梁が印象的な二階です。町家というと収納が少ない物件が多いそうですが、こちらは収納もしっかりと考えられています。そして収納できることだけではなく、収納の上を開けることで奥行きを感じることができるようになっているのは嬉しいですね。
町家のいいところは残しつつ、心地よく住みやすいように考えられていますね。
梁が印象的な二階の部屋(左)収納もおしゃれ(右)
京都の文化を残したい
田口オーナーは、アメリカ・東京・京都で建築デザイナーとして活躍。東京とニューヨークを行ったり来たりされていたそうです。今は京都に住み、京都の街並みに欠かせない町家を残したいと、今回の物件もリノベーションされたそうです。
田口オーナー
京町家は年々数が減っているそうで、空き家数も増えているそうです。今回の京都リノベーション町家は、町家のいいところは残し、暮らしやすいデザインとなっています。
京都を代表する観光地、鴨川や清水寺、祇園や八坂神社も徒歩圏内のこちらの物件。気になる方はぜひチェックしてみてください。
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この記事を書いた人
「聞きコミ!大家さん」 担当編集
「聞きコミ!大家さん」では、賃貸物件を所有する大家さんが直接入居希望者を募ることができるウチコミ!をどのように活用しているのか、建物へのこだわり、ちょっとしたアイデアで空室が解消された事例などを紹介していきます。それぞれの工夫や取り組みが、賃貸経営に悩めるオーナーに対して少しでも参考になればと思います。