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カピバラって飼えるの?カピバラ飼育と引越しの仕方

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「動物園でのんびりお湯につかるカピバラを見て、あの脱力感に癒やされる」——そんな経験、ありませんか?

近ごろはカピバラのいるペットカフェも増え、「うちでも飼えたらいいな」とひそかに夢をふくらませる人が少なくありません。

そこで今回は、カピバラの魅力から実際に飼うときの許可、さらには“許可なしで飼えるちょっと変わった動物”まで、まるっとお話しします。


1. カピバラってどんな動物?

  • 世界最大のネズミの仲間
    体長は1m前後、体重は50kg近くになります。大きなモルモット、と想像するとわかりやすいかもしれません。

  • 水辺が大好き
    南米の湿地に暮らしているため、プールや浅い池があるとストレスなく過ごせます。動物園で温泉につかる姿が話題になるのも、この水好き体質ゆえ。

  • “ほぼ草食”のゆったりキャラ
    穏やかな性格で、草をもぐもぐしながら日なたで寝そべるのが日常。争いごとを避ける平和主義者です。

こうした“のほほん”な魅力が、「見ているだけで心拍数が下がる」と人気の理由。SNS映えもばっちりで、写真を投稿すると「いいね」が集まりやすいのもファンが増えるポイントです。


2. 実際に飼えるの?必要な許可と取り方

飼育に必要な主な許可

項目内容申請先
第一種動物取扱業(展示) ペットカフェやふれあい施設で公開する場合 各都道府県の動物愛護担当課
特定動物飼養・保管許可 かつて必要だったが、2020年6月にカピバラは規制対象外に
個人飼育の場合 現在は明確な“資格”は不要。ただし自治体への事前相談推奨 市区町村の衛生課など

ポイント

  • カピバラは現在、国が定める「特定動物」から外れています。つまり法律上は許可なしでも飼えます。

  • ただし、大型で水場必須という特殊な環境が求められるため、自治体に“飼育計画書”を持参して相談しておくとトラブルを防げます。

  • 都市部では住宅密集地での大型動物飼育を条例で制限する地域もあるので要チェック。

許可取得までのざっくりステップ

  1. 飼育スペース設計
    4〜6畳ほどの屋内+屋外運動場、水場(1〜2㎡程度の浅いプール)を設ける図面を作成。

  2. 自治体へ事前相談
    図面と飼育管理マニュアル(餌やり、掃除、脱走防止策)を添えて窓口へ。

  3. 近隣説明
    「鳴き声は小さい」「におい対策をする」など、安心材料を伝える。

  4. 飼育開始後の定期報告
    写真付きで環境を報告すると役所も安心。結果的に自分の飼育スキル確認にもなります。


3. 許可不要で飼える“ちょっと変わった”ペットたち

動物特徴飼育のコツ
フェネック(小型キツネ) 大きな耳とキュートな鳴き声 温度管理と夜行性リズムに合わせた遊び場を用意
スキニーギニアピッグ 「毛のないモルモット」 体温調節が苦手。室温26℃前後をキープ
シュガーグライダー 滑空する有袋類 高さのあるケージと夜間の運動タイム
マイクロブタ 体重20kg前後で収まることも 食事管理を徹底し“デカブタ化”を防止

これらは法律上の許可は要りませんが、ペット可物件だからといって必ずしも飼えるわけではない点に注意。とくに鳴き声やにおいに配慮し、入居前に大家さんへ具体的に説明できると安心です。


4. 引越しで困らない!「ウチコミ!」のすすめ

一風変わった動物をお迎えするとき、最大のハードルは住まい探し。

仲介会社を通すと「規約でダメです」の一言で終わるケースが多いもの。

その点、**大家さんと直接チャットできる賃貸サイト「ウチコミ!」**なら、写真や飼育環境の図面を送りながら「実はカピバラを飼っていて…」と率直に相談できます。

  • リアルタイムで質問OK
    「水場をベランダに置いてもいい?」「庭に柵をつけても大丈夫?」など、具体的な可否を即確認。

  • 過去のやり取りが履歴に残る
    入居後の“言った/言わない”のトラブル防止に。

  • ペット可+DIY可物件が多い
    カピバラ用プールを作りたい、フェネック用ケージをビルトインしたい——そんな要望も通りやすい。

ちょこっとアドバイス
交渉の際は「におい・騒音・破損リスク」への対策を先に提示すると好印象。例)脱臭フィルター付き空気清浄機を設置/防音マットを敷く/壁を保護するシートを貼る、など。


5. まとめ

  • カピバラは現在、特定動物ではないため基本的に許可不要
    ただし大型で水場必須。自治体相談と近隣説明はマスト。

  • フェネックやシュガーグライダーなど、許可不要でも“変わり種”ペットは多数
    飼いやすさと可愛さを両立させるには、生活リズムや温度管理の下調べがカギ。

  • 引越しは「ウチコミ!」で大家さんと直接交渉
    写真や動画で飼育環境を見せながら相談できるのが強み。

お気に入りの動物と暮らす日々は、毎朝の「おはよう」も毎晩の「おやすみ」も特別な時間に変えてくれます。

カピバラののほほんとしたまなざしに癒やされたい方も、耳が大きなフェネックと夜ふかしトークを楽しみたい方も——正しい知識と住まいの準備さえあれば、夢はぐっと現実に近づきます。

あなたの“推しペット”との暮らしが、笑顔に満ちた毎日になりますように。


仲介手数料無料の「ウチコミ!」

 

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この記事を書いた人

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