ペットによる火災事故を防ごう!
ウチコミ!タイムズ編集部
2020/11/06
こんにちは。ながれだあかねです。私たちの心に寄り添い癒してくれるペットたちですが、時として私たちが思ってもいなかったような行動をしたり、危険な行為をすることがあります。大切なペットや自分たちの命を守るためにも、彼らが危険な行動をしないように、生活をする上でいろいろな対策をすることが飼い主さんには求められています。
ペットが原因による火災事故!どんな事例があるかというと・・・
・飼い主が不在時、猫がガスコンロのスイッチに触れてしまいコンロが点火
従来は回転式のスイッチが多かったガスコンロだが、最近は誰もが簡単に操作できる押しボタン式が多い。そのためペットがキッチンやコンロへ飛び乗った際にスイッチを踏んでしまい、誤って点火してしまうケースがあるのだ。
・猫がファクシミリに尿をかけ、内部の電気部品でトラッキングが発生
・充電後に放置していたルーター用のリチウムイオンバッテリーを犬が噛み付き、発火。
・電化製品のコンセントにおしっこをしたことでショートして発火。
<ペットではない害獣・害虫による火災発生も・・・>
・ネズミが冷蔵庫の電源コードや配線をかじり断線。ショートして火災が発生
・エアコンに侵入したゴキブリが内部の電気部品に接触。トラッキングをおこして火災が発生
害獣や害虫を家に引き入れないように、食べカスや食べ残しを放置せず、家を清潔にしておくことが大切! ゴミや物が散乱、不衛生になっていくと火災のリスクも増えるのだ!
飼い主が留守にする際の対策
・ペットがいる場合、飼い主が外出する際は必ず元栓をしめる。
・コンロを使用していないとき「チャイルドロック機能」など、誤作動防止機能を使用する。
・ガスコンロやIH調理器具の周りに、燃えるものをおかない。
・外出する際は、家電の電源プラグを抜いておく。
・ペットをキッチンに入れないようにゲートをつける。
・留守中はペットをケージにいれておく。
普段から気をつけよう!
・バッテリーパックなど、ペットが噛んだり落としたりする危険性のあるものは、置きっぱなしにしない。保管場所はペットが触れない場所に。
・害獣や害虫が家に侵入しないように、家を清潔にしておく、ゴミをためない。
・家電が焦げ臭い/家電の調整が悪いなど、異常があったときは電源を抜き、使用しない。使用する際は点検を受けて修理してもらう。リコール製品かどうか確認しよう。
ペットの予想外の行動が、危険な火災事故に発展しまうなんて怖いですよね。普段から対策をすることでペットも私たちも安心して暮らせる住まいにしましょう。そして、もしあなたの住んでいるお家で火災が発生してしまったらどうしますか? 消火器の使用期限は大丈夫ですか? 消火器による初期消火の仕方を復習しておきましょう!
「火災のときの消火器の使い方」はコチラをご覧ください!
(絵・文/ながれだあかね)
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この記事を書いた人
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