ミキサーとスロージューサー、”体にいい”ジュースができるのはどっち?(1/2ページ)
桑田 唯
2016/07/26
スロージューサーと普通のミキサーの違いとは?
健康やダイエットのためにも、生の野菜や果物を使ったスムージーやジュースをつくっているという方は多いのではないでしょうか。スムージーやジュースをつくれるミキサーやジューサーは、機能や値段もさまざまなものが販売されています。そのなかでも今回は、「スロージューサー」についてご紹介したいと思います。
数年ほど前からよく耳にするようになったスロージューサーですが、普通のミキサーとはどう違うのでしょう?
一般的なミキサーには底に刃がついており、これが高速で回転することで果物や野菜をみじん切りにし、スムージー状にしてくれます。繊維や皮もそのまま一緒にスムージーになるので、できあがりはどろっとした液体になります。水分の少ない野菜・果物だけでは刃が空回りしてしまう場合があり、その場合は牛乳や水を足す必要があります。
一方、スロージューサーは、果物や野菜を切るのではなく、つぶす・絞るというイメージです。スクリューが低速で回転し、石臼のように果物をすりつぶし、果汁を絞り出します。果汁だけを絞り出すので、まさにジュースというようなさらっとした液体になります。りんごやにんじんなど、水分の少ないものだと1個あたりで採れる果汁が少なく、1杯分のジュースをつくるのに材料がたくさん必要になります。
このようにミキサーとスロージューサーでは、機能面にもジュースのできあがりにも違いがあるんです。
この記事を書いた人
インテリアコーディネーター
大学時代に建築を学び、雑貨バイヤーなどを経てインテリアコーディネーターの資格を取得。海外のインテリアや家具、その国ごとのライフスタイルや歴史に興味を持ち探求中。ワーキングホリデーでパリに滞在する。理想の住まいは、木や石などの自然な素材で作られた、秘密基地のような家。