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たった30分! 初心者でも超簡単

部屋の雰囲気がガラッと変わる! ボーダー壁紙で簡単アレンジ(1/2ページ)

嶋崎都志子嶋崎都志子

2016/07/21

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ボーダー壁紙で部屋を手軽にイメージチェンジ

<今回紹介するDIY>
  難易度  ★☆☆
  予 算  ¥2,500〜

部屋のなかで大きな面積を占める壁は、壁紙などを貼ることで大きく部屋の雰囲気を変えることができます。ただ初心者には広い面積に、90㎝幅の大きな壁紙を垂直に貼っていく作業は難易度が高く、また賃貸物件では壁紙の張り替え自体が自由にはできないことがほとんどです。

そこで今回は幅20㎝のボーダー状に使う壁紙をご紹介します。のりづけではなくタッカーでポスターのように留めてしまえばお手軽にお部屋をイメージチェンジできますよ。洋室の壁紙はもちろん、和室の戸襖も簡単にアレンジできます。

ボーダー壁紙とはその名の通り”境界線”の役割をするもので、通常は下部と上部の壁紙の種類を変えて貼るときに境目を綺麗におさめるために貼る細長い壁紙です。

ロール状になっていて幅は3㎝くらいの細いものから40㎝以上の広いものまであり、デザインも多種多用にそろっています。かつては輸入品で糊のついていない紙製のものが多かったのですが、最近では国産のものもたくさん増えて、生のりつきやシールタイプのものもそろい、ホームセンターやネットショップで購入することができます。

今回は、洋室には幅20㎝の風車がデザインされたものと、和室の戸襖にはレトロな植物柄のデザインを使います。

洋室の場合は、床に沿って貼れば簡単!

洋室の壁の場合はタッカー(厚地の布や木材にも打てる、建築用の強力なホチキス。100円ショップでも入手できます)で壁に直接、留めていきます。本来ならば、壁の中央くらいの高さに貼るボーダー壁紙ですが、床に沿って留めていくことで、簡単にまっすぐ、水平に貼ることができます。

タッカーを使って、ボーダー壁紙の上端だけを30〜40cm間隔で留めておけば、十分に固定されますが、糊でしっかりと貼っているわけではないので壁からの”浮き”が若干生じてしまいます。もちろん、もっと狭い間隔で留めてもよいのですが、外すときのことも考えてちょうどよい間隔を見つけて留めてください。

和室の戸襖をアレンジして「和モダン」に

次に、和室の戸襖をアレンジしてみましょう。

賃貸住宅の場合、洋風のリビングと和室が隣り合っている部屋が少なくありません。和室の入り口には、襖紙が貼られた引き戸が多く使われており、洋室の雰囲気とはガラリと変わって純和風の襖紙が貼られていることもあります。

そんな場合でも、ボーダー壁紙を使えば、日本古来の和紙の良さを残した「和モダン」にアレンジすることができます。

 

○用意するもの
タッカー、小さなマイナスドライバー、ラジオペンチ、カッター、マスキングテープ

次ページ ▶︎ | ボーダー壁紙を貼ってみよう 

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この記事を書いた人

DIYアドバイザー、インテリアコーディネーター

ハウスメーカーや内装会社などでの施工現場経験を活かし、雑誌、テレビのDIY監修やプチリフォームのアドバイスを行なっている。著書に「初めてでも自分でできる住まいの修繕とメンテナンス」(成美堂出版)など。

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