家鳴りってなに? 原因と対策は?
2020/10/16
こんにちは。ながれだあかねです。一人暮らしの夜、怖いときありませんか? 寝ようとしたら「パキッ」「ピシッ」という音が。「ラップ現象!? おばけ!? 」なんて恐怖で身がすくみます。しかし、安心してください。これ「家鳴り」という現象なんです。
家鳴りってなに?
日本各地の伝承にある怪異の一つで、家や道具が理由もなく揺れ出す現象を「家鳴(やなり)」と言っていた。昔の人たちは、「家鳴り」は妖怪などの仕業と考える人もいたようだ! 現代では、家の構造体がきしむような音を発することを「家鳴り」という。
家鳴りは、古い家だけではなく、建材が馴染んでいない新築の家でも起きる!
なぜ家が鳴るんだろう?
家鳴りの原因:木造住宅の場合
・気温や湿度によって乾燥していた木材が水分を含んで膨らんだり、水分が抜けて縮んだりする際にでる音
・釘などの鉄部分も気温や湿度によって同じく収縮するため、音がでることがある
・使われている木材、釘が劣化することによって家鳴りがすることもある
家鳴りの原因:鉄筋コンクリートなどの場合
・風や地震の揺れによって、家鳴りが発生することがある
・マンションが建っている地盤が柔らかい場合、マンション自体が揺れやすく家鳴りがすることもある
・コンクリート自体が水分を含んでいるため、乾燥により収縮して家鳴りが発生する
・鉄筋や鉄骨も温度によって収縮する。
新築の家は家鳴りが多い!
家鳴りは「古い家」で起こる印象があるが、実は新築の家の方が家鳴りが多い。なぜなら切られたばかりの木材を使用しているため、木材が形に馴染むまでには数年かかるのだ。新鮮で水分が多く含まれている木材同士が膨張したり収縮したりを繰り返すので、しばらくは家鳴りが聞こえるのだ。深夜はとくに外気と室内の温度の変化などもあるので夜中に家鳴りが聞こえることも多い。
家具の配置を考えよう!
部屋の一ヶ所に重い家具や荷物が集中していると、家のバランスが崩れる。それが家鳴りの原因にもなるので、なるべく重い家具や荷物は部屋の隅々に分散させることが大切。
温度を調整しよう!
室外との温度差を少なくすることで、乾燥や収縮を抑えて家鳴りを発生しにくくすることができる。冬は加湿器などで湿度を一定に保っておくと家鳴りを緩和できる。
いかがでしたか? 一人暮らしで夜中に音がなったら、ドキッとしますよね。でも「家鳴り」の原因がわかればもう怖くありません!ただ頻繁になる「家鳴り」は、家自体が劣化している可能性もあります。賃貸の場合は大家さんに相談して、プロに耐震診断をしてもらうのもいいかもしれません。
(絵・文/ながれだあかね)
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この記事を書いた人
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