外壁塗装で手抜き施工・不良施工に出会わないために
ウチコミ!タイムズ編集部
2015/01/09
建設業界のお話しを続けてきましたが、もう少しお話ししたいと思います。今回お話しするのは、建物修繕などを実際に依頼して起きたお話しをします。
【事例 外壁塗装の話】
ある依頼者Aさんは、自宅の外壁が傷んできたので「知り合いの紹介」で外壁の塗装工事を依頼しました。知り合いの紹介とはいえ、適正な値段が分からなかったのでAさんは「インターネット」で調べて見ました。
すると・・・。紹介された業者さんよりもネットで調べた工事金額が2~3割程安いものが幾つか検索できました。そこで、紹介された業者さんに「金額交渉」をして見ると、意外に素直に金額交渉に応じてくれました。
Aさんは「気分よく」工事を依頼しました。依頼した業者さんは、段取り良く工事を進めて「とても綺麗に仕上がり」Aさんも満足していました。しかし、工事が終了してから「1年程経った頃」外壁の塗装が「ペリペリ」と剥がれているのを発見します。
Aさんは、あわてて依頼した業者さんに連絡してみると・・・。「なんと、既に廃業」しているではありませんか。Aさんは、困ってしまい「知人・友人」に相談をして「信頼できる業者さんを紹介」してもらい現場を見てもらいました。
すると・・・。
- 説明された塗料よりも遥かに質の悪い塗料が使われていた。
- 使用された塗料も規格以上に薄められていた。
- 大切な下地の処理も手が抜かれていた。
- 良く見ると、塗り残しや見えない部分の「手抜き」が発覚した。
という燦燦たる状況です。その後、紹介者との言い争い~喧嘩別れにまで発展したそうです。外壁の方は、当然「塗装を依頼しなおし」という顛末でした。
この話は続きます。。。
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