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子どもが生まれたら!賃貸で家族構成が変わったら大家さんに報告する?

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こんにちは。ながれだあかねです。
赤ちゃんの誕生、家族が増えることはとても幸せなことです。子どもの成長はとても楽しみ!その反面、子どもが生まれたことで生じる不安もあります。たとえば「赤ちゃんの夜泣き」。深夜や明け方、ご近所に泣き声が響いて近隣トラブルにならないかという懸念や、当初と家族構成が変わったことで、大家さんに物件の退去を求められないかなど、暮らしに対する心配も出てきます。

 

目次▼

❶「赤ちゃんの声」による近隣トラブルを未然に防ぐためには?

❷子どもが産まれたら大家さんに報告する?

赤ちゃんの泣き声を響かせない対策は?

 

❶「赤ちゃんの声」による近隣トラブルを未然に防ぐためには?

 

日頃から近所の人との挨拶・コミュニケーションを大切に!

マンションやアパートですれちがったときに挨拶をしないという人も最近は多いかもしれない。
しかし近隣トラブルを避ける上で、日頃の挨拶やコミュニケーションはとても大切だ。たとえば赤ちゃんの泣き声にしても、良好な人間関係が築けていれば受け取り方も変わってくる。

挨拶をしたことがないお隣から聞こえる赤ちゃんの泣き声

日頃から挨拶をしたり世間話をする〜さんの赤ちゃんの泣き声

普段から挨拶をしてくれて親しみを感じる隣人の赤ちゃんの泣き声と、全く知らない隣人の赤ちゃんの泣き声では、受け取る印象も変わってくる。

 

出産後に挨拶へ行こう!近隣トラブルを未然に防止!

日頃から挨拶していなかったのであれば、子どもが誕生したタイミングがチャンスである!落ち着いたタイミングで、菓子よりなどを持って上下左右などに挨拶をしにいくと丁寧だ。

<伝えること>

「泣き声等で今後ご迷惑をおかけするかもしれませんが、気をつけますのでどうぞ、よろしくお願いいたします。」

<ポイント>

1.赤ちゃんを連れて、家族全員でいくと丁寧。家族全員で「音に気をつけます」という意思を示すことができる。

2.相手が恐縮しないくらいの簡単な手土産を持って行こう

<挨拶をすることで得られる効果>

1.事前に挨拶をすることで、赤ちゃんの泣き声に寛容になってくれる

2.「赤ちゃんが寝ていたら起こしちゃいけない」という意識も働き、隣人も騒音に気をつけてくれることもある

 

同じマンションの人とこんな会話ができました!

マンションの住人への挨拶で生まれたエピソード

引越してからマンションの住人には挨拶をするようにしていました。妊娠7ヶ月のとき、いつも通りマンションで挨拶をすると、わたしのマタニティマークに気づいた住人の方が「いつ生まれ?」とか声をかけてくれました。

これはチャンス!少し会話をしたあとで「生まれた際は、泣き声でご迷惑をおかけしてしまうかもしれませんが・・・」と伝えると、「全然気にしないで。赤ちゃんの泣き声なんて明るくて大歓迎ですよ」と言っていただきました。とても嬉しかったです!

 

❷子どもが産まれたら大家さんに報告する?

 
大家さんと今後も良好な関係を築いていくには、出産後の挨拶はしておいた方が良いだろう。「赤ちゃんが産まれたので、これから泣き声などご迷惑をかけるかもしれませんが、気をつけて生活します。」と気持ちばかりのお菓子などを渡しておくと角が立たない。

「子どもが誕生したら退去」という特約が契約書にあった!どうすればいい?

「子どもが生まれたら退去」という特約は無効

大家さんとしては、「子どもの泣き声」などを案じて特約に入れたのかもしれない。しかし、子どもが生まれることは人間が生きて行く上で自然なことだ。それを排除しようという特約は、公序良俗や常識に反するとして認められない。それでも退去を迫られた場合、それは大家の事情で退去となるため大家側が相応の立退料を支払わなければならない。

 

物件の更新時、赤ちゃんが増えたため家賃の値上げを要求された場合は?

「更新時の家賃の値上げ」は、一定の条件がある。たとえば、「土地建物の税金や近隣相場が上がっているとき」。そのため赤ちゃんの誕生を理由に値上げを要求されても応じる必要はない!あくまで大家と入居者の双方の合意を得る必要があるのだ。

❸赤ちゃんの泣き声を響かせない対策は?

 

赤ちゃんの泣き声を響かせない対策は?

・赤ちゃんが泣いているときは換気扇、ドア、窓を閉めきる

・ベビーベッドを隣室や窓から離れた位置におく

・隣室に面した壁に背の高い家具や本棚を設置する

・泣き止まない場合は、外へお散歩しにいく

・床にカーペットなどクッション性の良いものを敷く

 

それでも音が聞こえてしまう場合の対策は?

・・・隣接している部屋の壁に吸音シートをはる

・・・防音カーテンに変える

 

 

いかがでしたか?
赤ちゃんの泣き声でクレームが来てしまったり、気を使いすぎて生活するのが苦しくなってしまった……そんなときは引っ越しをして環境を変えてみるのもいいかもしれません。

事前に大家さんや不動産会社に、「ほかにも子どもが住んでいるお家ですか?」「赤ちゃんの泣き声はどれくらい響きますか?」「騒音のクレームが起きたことはありませんか?」など質問をして不安を解消しましょう!

 

 
大家さんに直接質問できるお部屋探し「ウチコミ!」

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この記事を書いた人

イラストレーター・ライター

武蔵野美術大学芸術文化学科卒業後、幼児教室にて絵の講師、不動産インターネットメディア事業「ウチコミ!」の広報部を経て、独立。現在はイラストレーター・ライターとして活動中。「お部屋探し」をテーマにした四コマ漫画を始め、似顔絵、結婚式のウェルカムボード、音楽をテーマにした作品を制作。水彩画を中心とした絵を描く。趣味はラジオと落語を聴くこと。 イラスト等のご依頼・ご相談は、下記URLのContactよりお気軽にお問い合わせください。 ながれだあかね 公式ホームページ https://nagaredaakane.morutto.com/

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