宅配ボックスのメリット・デメリット 自分で設置する宅配ボックス
ウチコミ!タイムズ編集部
2019/09/22
こんにちは。ながれだあかねです。最近、マンションやアパートに見かけることが多くなった「宅配ボックス」。みなさん使ったことありますか?今回は、「宅配ボックス」がどんなものか、また戸建などの個人住宅の場合は設置が可能なのかをご説明します!
宅配ボックスとは?
宅配業者が入居者の不在時に荷物を届けられるボックスのこと。マンションやアパートの設備として設置されていることが多く、これがあることで宅配業者による再配達の手間が激減する。入居者の場合、今までは宅配がくる時間に必ず家にいる必要があったが、宅配ボックスがあれば家に帰宅してから空いた時間に宅配ボックスの中の荷物を受け取ることができる。
宅配ボックスを利用するメリットとは?
自由な時間に受け取れる
宅配ボックスがあれば、不在であっても荷物を預けてもらえるため、本人が家にいる必要がない。仕事などで日中の受け取りが難しい人にはとても便利な仕組みである。
防犯対策にも効果的!
気軽に玄関先に出ることに抵抗を感じる一人暮らしの人も多いだろう。「もし宅配業者を装った強盗や変質者だったらどうしよう。」など不安もあるはず。宅配ボックスがあれば、荷物を玄関先で直接受け取る必要がなくなるため、防犯上も安心である。
宅配ボックスを利用するデメリットとは?
チャイムを鳴らさず、いきなり宅配ボックスに入れるケースも
これは私の経験談であるが、「今日届くはずの荷物がなかなか到着しない。おかしいな。」と思って宅配ボックスを見たら既に届いていた!宅配業者が急いでいたのか、玄関のチャイムを鳴らさずにエントランスの宅配ボックスに入れたようなのだ。
急いで受け取りたい荷物もあるので、できれば一度はピンポン押してもらいたい〜!
荷物をエントランスから部屋まで運ぶのが大変
本来、玄関先でもらえるはずであった重い荷物が宅配ボックスに入っていると、部屋まで運ぶのは大変である。届く荷物によっても宅配ボックスにするか玄関で受け取るかは使い分けると良いだろう。
宅配ボックスを大きく分けると、暗証番号で施錠する「機械式(ダイヤル式)」と、操作キーで施錠する「コンピュータ式」がある。
機械式(ダイヤル式)
ダイヤル錠で解錠する方式。大家さんとしては比較的リーズナブルに導入できるため、家賃にも影響が少ないだろう!ただし荷物を預ける際は、宅配業者側が数字の暗証番号を設定するため、伝票への書き忘れや間違いなどのリスクがある。伝票は、受け取り人の郵便ポストに投函される。受け取り人は、宅配ボックスのダイヤルを合わせることで荷物を取り出す。番号が書かれた伝票が第三者に読まれてしまうと、荷物を盗難されるリスクがある。
コンピュータ式
タッチパネルやカードで解錠する方式。ネット接続可能な宅配ボックスの場合、遠隔でのセキュリティ管理や操作も可能。中には荷物が届いた際にメール連絡がある宅配ボックスも!宅配業者は、液晶パネルの操作や音声案内に従って宅配ボックスに荷物を入れる。荷物を受け取る際は、入居者が持っている個別の暗証番号をタッチパネルに入力する方法や、専用のカードキーで荷物を取り出す方法がある。
私が住んでいる家は、カード式。カードを差し込めば宅配ボックスの扉が自動であいて取り出せるので便利!
取り付け工事不要の簡易宅配ボックスも売っているので、戸建などの個人宅でも宅配ボックスを導入することが可能だ。
「OKIPPA」
コンパクトな置き配バッグをドアノブなどに取り付けるだけ!バッグが変わりに荷物を受け取ってくれる。配送状況はアプリで確認可能。各社の配送状況をまとめて管理できる。
詳しくは、「OKIPPA公式ホームページ」へ。
「ピーボシリーズ/山善」
山善のソフトタイプの「ピーボ」であれば、使用したいときだけ出せる折りたたみ式の宅配ボックスなので場所を取らなくて便利である。また荷物を盗まれないための南京錠や、ボックスを取り付けるためのワイヤーなども入っているので安心だ。
詳しくは島忠HPへ。
ネットで注文することも多い我が家の場合、宅配ボックスがあることでとても快適な生活をおくれるようになりました!
さて、ウチコミ!の物件でもマンションやアパートに宅配ボックスがある物件はとても多くあります。ウチコミ!の検索窓に「宅配ボックス」と入力してみましょう。さらにウチコミ!は仲介手数料が無料なのでお得に部屋探しができます。
(絵・文/ながれだかね)
この記事を書いた人
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