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万が一のときどうする? 給付金・保険金の受け取り方Q&A(1/2ページ)

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万が一のときのために、加入する生命保険や医療保険。しかし、その「万が一」のとき、どのようにして保険金や給付金を受け取ればいいのか、実はよく分かっていないことも多いのではないでしょうか。

ちょっとした入院やけがであれば、自分で保険会社に連絡することができます。しかし、「入院していたためすぐに請求ができなかった」「意識不明の重体になってしまった」「ひとりでひっそり亡くなった」といった場合は、どうやって給付金や保険金を請求して受け取ればいいのでしょうか。

長い間払い続けてきた保険料はきちんと生かしたいものです。そこで今回は、給付金・保険金の気になる請求方法や受け取り方についてQ&Aでご紹介します。

入院やけがをしたときの給付金 ──すぐに請求しなくても、3年以内なら給付金を受け取れる

Q.保険証券をなくしてしまったら、どうすればいいですか?
A.保険会社に連絡して手続きをすれば再発行してもらえます。


Q.給付金の請求をするとき、保険証券がないことに気が付いたら、給付金の支払いは遅くなりますか?
A.保険会社との契約が確認でき、病院の診断書や明細書があれば請求できるケースが多いので、基本的に支払いのスピードに影響はないと思います。しかし、保険証券は大切な書類ですので、紛失しないように保管しておきましょう。


Q.給付金の請求をしてから、どのくらいの日数で受け取ることができますか?
A.請求書類が保険会社に到着してから5営業日以内というケースが多いようです。なかには、3営業日以内に支払われる保険会社もあるようです。


Q.給付金の請求は、入院などをしてすぐに請求しなければならないのですか?
A.すぐに請求をしなくても問題はありません。入院やけがなど、給付金を受け取れる権利が発生してから3年以内なら請求して受け取ることができます。ただ、時間の経過につれて忘れてしまわないように、早めの請求を心掛けましょう。長期入院中であれば、入院途中でその日までの分を請求することもできます。


Q.給付金が支払われない場合はありますか?
A.保険加入時の告知義務が疑われる場合(告知のときのウソ)は調査が入ります。たとえば、三大疾病保険に加入するときに、健康診断結果や罹患歴など、それらの病気に起因するような状態を隠していたことが判明すると、給付金は支払われません。


Q.がん保険に加入して、すぐにがんと診断されました。給付金は受け取ることはできますか?
A.「免責期間」の間にがんと診断された場合は、受け取ることができません。免責期間は保険の契約(申込書提出・告知・保険料払い込みがそろった日)から90日としているケースがほとんどです。


Q.給付金が支払われやすい保険、支払われにくい保険はありますか?
A.保険商品によって、支払い条件が決まっています。その支払い条件を満たしていれば、基本的に給付金は支払われます。

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