防災ラジオは必要!? 震災のときにラジオがあると助かる理由

私の趣味の一つは、ラジオを聞くこと。どこにでも持ち運べるし、作業をしながら聞けるラジオはとっても便利！ 最近はスマホのアプリからでもラジオが聴けますが、オススメなのは防災ラジオです。普段使いもできて、災害時はとても頼りになるアイテムです。

目次▼

❶ラジオ放送は災害に強い？ ラジオ放送の魅力
❷なぜ防災ラジオが必要なのか？
❸防災ラジオの便利機能は？

❶ラジオ放送は災害に強い？　ラジオ放送の魅力

＜ラジオ放送は災害に強い！＞
あたりまえですが、ラジオには映像がなく音だけの放送です。テレビ番組のように、映像を編集する必要がなく、テレビに比べると構成がシンプルです。そのため災害の状況に応じてスピーディー＆柔軟に放送できるのがラジオの強み。放送局が停電になってしまっても、ラジオ放送はできるようになっているそうです。

＜ラジオの強み：番組と視聴者の距離が近い！＞
多くのラジオ番組では、お題に合わせて視聴者（リスナー）からエピソードを募集しています。パーソナリティもそれを読んでコメントしたり、視聴者からの質問メールにも答えてくれます。生放送で視聴者と電話をつなぐこともあります。テレビでは、なかなかできないことですよね。パーソナリティと視聴者の距離が近いので、「友達」のような親密さを感じるのがラジオの魅力です。災害時などの不安なときこそ、パーソナリティの声を聞くだけで「安心」することができます。

❷なぜ防災ラジオが必要なのか？

情報収集もスマホで可能ですが、非常事態のときはスマホのバッテリーは大事に使いたい！ ラジオで情報収集できれば、スマホは通信手段だけに使えるのです。ネット環境にも左右されないのがラジオの強みです。「テレビがあればいいのでは？」と思うかもしれませんが、停電時はテレビが使えません。また、停電にはならなくても地震などでテレビが倒れて壊れてしまったら情報収集ができなくなってしまいます。

＜防災ラジオが重宝されるのはなぜ？＞

• 停電になっても、電池やソーラー充電、手回し発電などで聞くことができる
• ネットにつながらなくても情報収集できる／ネットの場合、アクセスが集中するとつながらないことがある
• 音だけの情報のため、作業をしながらでも聞ける
• コンパクトなので持ち運びができ、避難所でも使うことができる
• ラジオの他に防災に役立つ機能が搭載されている

❸防災ラジオの便利機能は？

＜防災ラジオを選ぶときのポイント＞

• 充電方法が複数あって、電源を確保できなくても充電できるか？
  →ソーラーパネル、手回し充電、乾電池など
• イヤホンで聞けるか？（避難所でも音を気にせず情報収集ができる）
• 持ち運びしやすい大きさ（重さ）か？

＜防災ラジオに搭載されている機能の例＞

• ライト
• ソーラーパネル、手回し充電機能
• AM/FM/ワイドFMが聞ける
• 防犯ブザー付き
• スマホの充電可能
• ワンセグ対応（テレビが観られる）
• イヤホンジャック
• 防水対応

＜あとがき＞
防災ラジオは、災害時だけではなく普段使いにもアウトドアでも重宝しますよ！ きっとあなたもお気に入りのラジオ番組が見つかるはず！ パーソナリティの言葉だけで場面を想像するので、想像力も育まれていいことづくしなのです！

（絵・文／ながれだあかね）