ストーカー対策 防犯性の高い物件と、日頃から気をつけること
2025/06/10

小学生のとき、自転車で家に帰っていると、後ろをずっとついてくる自転車がいたんです。これは家の場所を特定されたらまずいと思って、関係のない場所をぐるぐる走って逃げた記憶があります。当時は、怖くて頭が回らなかったのですが、近所にあった交番に行けばよかった!
❶ストーカー対策 日頃からどんなことに気をつける?
<不審者に尾行されないように気をつける>
- いつも同じ時間、同じ道で帰らない/帰宅の時間帯をずらしたり、電車の車両を変える、待ち伏せ防止のため、帰る道を定期的に変えるなど
- 夜間は遠回りでも、明るく人通りの多い道から帰る/何かあったときに逃げ込めるお店や交番をチェックしておく
- イヤホンで耳を塞いだり、歩きスマホをしない/周囲の状況が分からないのは危険。周りに不審者はいないか、尾行している人はいないかなど、確認しながら歩く
- エレベーターでは、各階のボタンや非常ベルが押せる場所に立つ
- 玄関ドアの鍵を開ける前に、周囲に人が隠れていないか確認する
<外出時に携帯しておくもの>
- 防犯ブザーを手に持っておく
- 防犯ブザーとして使えるスマホのアプリもあるのでダウンロードしておく
<個人情報を盗まれないようにする>
- 個人情報はシュレッダーをかける
- 公共料金の支払いは、ネットで行う
- ゴミを捨てるときに個人情報が入っていないか注意する
<家にいるとき>
- 2階以上の部屋でも寝るときは必ず鍵をかける。
- 帰宅時は、マンションの鍵をすぐに閉める
❷防犯性の高い物件とは? 立地とセキュリティ設備
ストーカーだけではなく、空き巣被害に遭わないためにも、物件選びはとても大切です。
<防犯性の高い物件はどんなもの?>
- セキュリティ設備が充実している
- 人通りの多い立地
- 夜でも物件の周りが暗くない
- 侵入されにくい物件(塀が高い、侵入に利用できそうな構造物がない)
- 管理人、警備員が常駐している
- 治安がいいエリア
<どんなセキュリティ設備があると安心?>
- オートロック
- シャッター、防犯ガラス、防犯フィルム
- モニター付き(録画機能つき)インターフォン
- 防犯カメラ
- アルソックなどのホームセキュリティ
- 複製されづらい鍵
- 防犯砂利
- 人感センサーライト
<こんな物件も安心!>
一人で住むよりも、知った友人や仲間たちとのルームシェアや、シェアハウスを選ぶのも手です。複数人で住めば、いざというときに助けを呼べます。
❸お家でできる防犯対策は?
<お家でできる防犯対策>
- 玄関や窓に補助錠を取り付ける
- サムターンカバーをつける
- 防犯アラームをつける
- 人感センサーをつける
- 郵便物がポストにたまらないようにする/隙がある印象・留守にしている印象を与えない
補助錠やサムターンカバーをつける場合、賃貸であれば必ず大家さんや管理会社に確認してから行いましょう。
<あとがき>
セキュリティが充実していても、安心しすぎてはいけません。油断しているところを狙われてしまう可能性もあるからです。常に防犯意識を持ちながら生活することが大切ですね!
(絵・文/ながれだあかね)
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この記事を書いた人
イラストレーター・ライター
武蔵野美術大学芸術文化学科卒業後、幼児教室にて絵の講師、不動産インターネットメディア事業「ウチコミ!」の広報部を経て、独立。現在はイラストレーター・ライターとして活動中。「お部屋探し」をテーマにした四コマ漫画を始め、似顔絵、結婚式のウェルカムボード、音楽をテーマにした作品を制作。水彩画を中心とした絵を描く。趣味はラジオと落語を聴くこと。 イラスト等のご依頼・ご相談は、下記URLのContactよりお気軽にお問い合わせください。 ながれだあかね 公式ホームページ https://nagaredaakane.morutto.com/