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賃貸の電球交換は誰がする? 電球の種類と気をつけること

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マンション(アパート)の部屋の電球が切れた! たぶん入居前に大家さんか管理会社が取り付けた照明の電球。自分が勝手に変えてしまっていいのかな? と悩むかもしれません。今回は、賃貸物件の電球交換は誰がするのかを考えましょう。

目次▼❶賃貸で部屋の電球交換は必要? 共用部分の電球交換は?
❷電球の種類 交換のときに気をつけること
❸引っ越すとき、電球はもっていく?

❶賃貸で部屋の電球交換は必要? 共用部分の電球交換は?

自分で取り替えてもよいかのポイントは、それが「設備」なのか「消耗品」なのか。たとえば、エアコン、給湯器、インターフォン、ビルトイン食洗機、照明器具など、もともと家に設置されていたものは「設備」。これらを勝手に新しいものに変えたり、古いものを捨ててしまったら問題です。反対に、電球や乾電池などは消耗品なので、入居者が交換しても基本的に問題ありません。

<居住空間の電球交換は誰がする?> 
室内の電球は入居者が交換するのが一般的です。タワーマンションのコンシェルジュサービスには、室内の電球交換が含まれる場合もあります。

→不安な場合は、賃貸契約書に「電球などの消耗品は入居者が交換する」などの記載がないか確認しましょう。それでも分からない場合は、管理会社に問い合わせして確認すると安心です。

<共用部分の電球交換は?>
管理会社や大家さんが行います。共用廊下などでずっと切れている電球などがある場合は、管理会社や大家さんに連絡しましょう。

❷電球の種類 交換のときに気をつけること  

<電球交換に必要なもの>

  • 新しい電球
  • 脚立
  • 軍手、ゴム手袋など

使われている電球のサイズや形状を確認しましょう。特殊な電球の場合は、管理会社やオーナーが在庫を持っている場合もあるので問い合わせてみましょう。
サイズや形状が不安な場合は、古い電球をお店に持って行って確認しましょう。

<電球交換の手順>

  1. 必要な道具を準備する
  2. スイッチを必ずオフにしておく(取り付けたときに電気がパッとついてしまうと熱くて火傷の危険があります)
  3. 古い電球を外す
  4. 新しい電球を取り付ける
  5. 電源をオンにして点灯を確認する

<気をつけること>

  • 対応したワット数の電球を使用する
  • 滑り防止、火傷防止に手袋を着用する
  • 電球交換後もすぐに切れてしまうときは、管理会社に連絡する

❸引っ越すとき、電球はもっていく?

旧居の家の電球は自分で買って交換したのだから、新居に持っていってもいいのでは?と思いますよね。実は持っていってはいけません。
入居者には「原状回復義務」があり、入居したときの状態に部屋を戻して退去する責任があります。

照明器具や電球が、最初から部屋に備わっていたのであれば、新居に持っていくことはできません。照明器具も電球も最初から付いていなくて、後から全部自分で用意したのであれば、新居に持って行きましょう。

<あとがき>
室内の電球は、基本的に自分が交換していいのですね。なかには、自分で用意したお洒落な照明器具に変えたいという人もいるかもしれません。その場合は、大家さんや管理会社に連絡して必ず許可をとってから行うようにしましょう!

(絵・文/ながれだあかね)

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この記事を書いた人

イラストレーター・ライター

武蔵野美術大学芸術文化学科卒業後、幼児教室にて絵の講師、不動産インターネットメディア事業「ウチコミ!」の広報部を経て、独立。現在はイラストレーター・ライターとして活動中。「お部屋探し」をテーマにした四コマ漫画を始め、似顔絵、結婚式のウェルカムボード、音楽をテーマにした作品を制作。水彩画を中心とした絵を描く。趣味はラジオと落語を聴くこと。 イラスト等のご依頼・ご相談は、下記URLのContactよりお気軽にお問い合わせください。 ながれだあかね 公式ホームページ https://nagaredaakane.morutto.com/

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