夢のキャンピングカー暮らし

家のような設備が整っている車、キャンピングカー。この車があれば、高いホテル代を払わず、あちこちに宿泊できるのがとっても魅力的！ そして災害など、万が一のときも快適に寝泊まりできるのでとても心強いです。中にはキャンピングカーで暮らしている人もいるのだとか！？ 住所はどうなっているのー！？

目次▼

❶キャンピングカーはどんなことができるの？　種類は？
❷キャンピングカー暮らし　住所・郵便物はどうなっているの？
❸車中泊ってどこでするの？

❶キャンピングカーってどんなことができるの？　種類は？

キャンピングカーによっても設備や機能は異なってきますが、主にソファベッドやシンク（水道）、調理設備、電子レンジ、トイレ、
電気設備（ソーラー発電）などがついています。オプションでいろいろつけられるそうです。キャンピングカーの種類は、バンコン、キャブコン、軽キャンパー、バスコン、トレーラーがあります。

＜バンコン＞
バンコンバージョンの略称で、トヨタのハイエースなどのワンボックスカーを寝泊まりができるように改装したキャンピングカー。
キャンピングカーとしては室内空間が限られてしまいますが、日常的に使う場合なども重宝します。

※画像はイメージです

＜キャブコン＞
キャブコンバージョンの略でトラックをベースとして、荷台部分を居住空間にしたキャンピングカーです。室内空間は広くて高さもあります。車内で立つことができたり、大人数でもくつろげます。エアコン、トイレ、シャワーなどの設備も取り付けることができます。

※画像はイメージです

＜軽キャンパー＞
軽ワゴンや軽トラックをキャンピングカーにしたもの。車体が小さいので小回りが利き、車両価格が比較的安いのも魅力です。ただ狭いので、荷物をたくさん積めないのが難点。

※画像はイメージです

❷キャンピングカー暮らし　住所・郵便物はどうなっているの？

＜住民票は取得できるの？＞
残念ながらキャンピングカーで住民票は取得できません。キャンピングカーを置いている駐車場なども住民登録ができないので、住まいがある家族や親戚の同居人という扱いにしてもらう必要があります。普段はキャンピングカー暮らしで、そこに住んでいなくても住民票のある市区町村に税金を納める必要があります。

＜郵便物はどうやって受け取るの？＞
特定の住所がないと書類や荷物など困ってしまうと思いますが、郵便や宅配便は、それぞれの運送会社の営業所やコンビニで受け取ることもできます。ネットショップでの買い物などは、家の住所ではなくコンビニなどの指定の場所に送ってもらえます。

❸車中泊ってどこでするの？

さて、キャンピングカーがあればホテルなどの宿泊施設を利用しなくても済みますが、公共の道路に駐車して一夜を明かすというのはNGです。キャンピングカーや車で車中泊できる場所があるので、そこを目指しましょう！

1.RVパーク・・・車中泊が公認されている駐車スペースのこと

• 4m×7m程度の駐車スペース
• 一週間程度の滞在が可能
• 24時間使えるトイレ
• 100V電源が使用可能
•  ゴミ処理ができる
•  利用予約が必須ではない
•  費用は無料のものから1泊あたり1万円前後のものまで利用料金もバラバラ

2.高速道路のSA・PA・・・休憩や仮眠などはOK

3.道の駅・・・車中泊が推奨されている道の駅がある

• 売店、トイレ、シャワーなどの設備が充実している
• 食材なども手に入りやすい

https://capuca.jp/tavi-que/feature/parkikng-manners/

4.オートキャンプ場・・・区画がはっきりと決められている。トイレやシャワー、コインランドリーなどが設置されていたり、アクティビティなども設置されている

＜あとがき＞
家を持たないのであれば固定資産税はかかりませんが、ガソリン代・駐車場代・自動車税などはかかってきます。またキャンピングカーで暮らすとなると洗濯にはコインランドリーを利用したり、その他の雑費は意外とかかってしまうかもしれませんが、山でも川でも海でも好きな場所へ、家を移動できちゃうなんて夢のようです〜！

（絵・文／ながれだあかね）