コロナウイルスに感染しないために 家庭内でできる工夫とは
ウチコミ!タイムズ編集部
2020/10/10
こんにちは、ながれだあかねです。コロナウイルスが流行し、依然として私たちの日常を脅かす存在になっています。秋から冬にかけて空気は乾燥し、さらに今度は暖房を入れるようになります。家庭内での感染を防ぐために、私たちができることはなんでしょうか?
コロナウイルスに感染するのを防ぐために、家庭内でできることはなんだろう
・エアコンを使うときは1時間に一回、5分程度の換気を
エアコンは部屋の空気を取り込み、同じ空気を循環させているため、室内の空気は入れ替わらない。そのため換気をしない状態でエアコンだけを回し続けると、ウイルスが飛散し続けて感染を広げるリスクが高くなるのだ。
・・・でもエアコンをつけたまま換気したら電気代が高くなるのでは?
エアコンは、立ち上げる時に最も電力を使う。換気の度にエアコンの電源を切ったり入れたりする方が電気代が余計にかかるのだ。むしろエアコンを付けっ放しで、まめに窓を開けて換気する方が電気代はお得になる。エアコンは止めずに、1時間に5分程度のこまめな換気をするとよい。電気代が気になるようであれば、温度設定を外の気温に1・2度近づけることで省エネになる。
換気をするポイントは?
・新鮮な空気を取り入れるというより、汚れた空気を外に出すということを意識する
・扇風機やサーキュレーターを窓に向けて置くことで、汚れた空気を外に出せる
・対角線上の窓を狭く開ける
・まめに石鹸で手洗い・うがいをする
・アルコール消毒をする
・洗っていない手で、目や鼻、口などを触らないようにする
・ドアの取っ手、ノブ、ベッド柵などの手で触れる共有部分を、薄めた市販の家庭用塩素系漂白剤で拭いた後、水拭きする
(家庭用塩素系漂白剤は、主成分が次亜塩素酸ナトリウムであることを確認し、使用料の目安に従って薄めて使用する)
・ 会話の飛沫に注意
・歯磨きのコップやリネン類は別々に分けて使う
・ダイニングテーブルやリビングのソファは誰がどこに座るかをあらかじめ決めておく
参照:厚生労働省公式HP
お家を「レッドゾーン」「グリーンゾーン」「イエローゾーン」に分けてみよう!
例えば・・・
レッドゾーン:もっとも感染リスクが高い汚染区域は、玄関
グリーンゾーン:リスクが低いクリーン区域のグリーンゾーンは、キッチン、リビング、寝室など
イエローゾーン:両者の中間の注意区域のイエローゾーンは、浴室、洗面所、脱衣所など
ウイルスを外から持ちこまないために、帰宅後玄関で行うことは?
・手指をアルコール消毒する
・カバンをアルコール消毒してから室内に持ち込む(あるいはカバンを玄関に置き、部屋には持ちこまない)
・帰宅後は玄関で服を脱ぐ
・頭髪などに付着したウイルスを除去するためにシャワーを浴びる
・帰宅後、グリーンゾーンへ直行しないことが大切!
同居人のコロナウイルス感染が疑われたとき、どうする?
・共有スペースの利用は最小限にする
・感染者と他の同居者の部屋を可能な限り分ける
・食事や寝る時も別室にする
※部屋を分けられない場合には、少なくとも2m以上の距離を保ったり、仕切りやカーテンを設置するようにする。一部屋しかない場合は、頭の位置を互い違いにして寝る
・感染者の世話をする人は、限られた人だけ(一人が望ましい)にする
※心臓、肺、腎臓に持病のある人、糖尿病の人、免疫の低下した人、妊婦の人などが感染者のお世話をするのは避ける
・全員がマスクを使用し、使用したマスクは部屋から持ち出さない
※マスクの表面は触らず、マスクを外す時は紐やゴムをつまんで外すように
・マスクを外した後は必ず石鹸で手を洗う
・トイレや洗面所は通常の家庭用洗剤ですすぎ、家庭用消毒剤でこまめに消毒をする
・タオル、衣類、食器、箸、スプーンなどは通常の洗濯や洗浄でかまわない
※感染者の使用したものを分けて洗う必要はないが、洗浄前のものは共有しない
・汚れたリネン、衣服を洗濯する
・ゴミは密閉して捨てる
参照:厚生労働省公式HP
いかがでしたか? 我が家では玄関で上着やカバンなどは外すようにし、帰宅後は手洗い・うがい・シャワーに直行するようにしています! 玄関にアルコールやマスクを常備しておくのも便利ですよ! まだまだ気が抜けない状況ですが、感染しない・感染させないように気をつけて生活しましょう!
(絵・文/ながれだあかね)
この記事を書いた人
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