【勝手にデータ解釈】書斎は本当にテレワークに適している?(1/3ページ)
ウチコミ!タイムズ編集部
2020/08/05
文/朝倉継道 構成/編集部 イメージ/©︎undrey・123RF
新型コロナで、在宅勤務を経験した人の1番の困りごとは、「仕事に適した部屋がない」。今後、住まいで取り入れたいのは、「4畳半程度の個室」が62.4% 「2畳程度の最小限の個室」でも50.4%…
このような数字が見られる調査結果、「新型コロナウイルス影響下における住まいの意識調査レポート」をミサワホーム総合研究所が6月30日に公表している。調査対象は、「コロナ」の影響により在宅勤務を行った、全国の20~69歳の男女オフィスワーカー・824名。なお、ここでのオフィスワーカーとは、「一次産業に従事する方、自営業、自由業等を省いた仕事を持つ方」で、なおかつ、既婚者、世帯年収は400万円以上。さらに、いま住んでいる住まいの内訳は、戸建居住者618名、マンション居住者206名となっている。
出典/「新型コロナウイルス影響下における住まいの意識調査レポート」(ミサワホーム総合研究所)
いくつか、興味深い項目をチェック。まずは「在宅勤務での困りごと」。パーセンテージの大きな上位6つをピックアップしてみた。
1位「仕事に適した部屋がない」…28.4%
2位「運動不足や座りっぱなしによる身体疲労」…27.8%
3位「仕事に適した家具・設備がない(デスク、モニタ、椅子など)」…26.3%
4位「連続して同じ場所で仕事をするため疲れる、集中力が途切れる」…21.0%
5位「家族からの話しかけ」…20.6%
6位「住まいのなかの音(TVの音、調理や掃除の音、家族の話し声、換気音、機械音など)」…19.8%
なるほど、そうだろうな、といった感じではあるが、では、このように回答した人たちは自宅のどこで仕事をしていたのか? TOP3を挙げてみる。
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